何もしてないのにMacbookが壊れたので

確か2021年にM1 proのMacbook Proを買った。14インチのモデル。それを個人用として使ってたんだけど、ある日電源だか充電だか(?)の部分が壊れた。現象としては、なんか充電ができなくなった。

相変わらず電池の持ちがいいので普段からこまめに充電しているという感じではなかったんだけど、ある日なんか電池が減ってるな、ということに気づいて充電ケーブルを繋いだところ、充電されない。普段はUSB-Cのケーブルを使って充電しているけど、何か変だ。携帯電話に繋いでみたら普通に充電できるので、ケーブルの問題とは考えづらい。

そこでMag-safeのケーブルを引っ張り出してきて繋いだところ、どうも怪しい状態になる。OS上の電池・充電表示では充電されていないが、一応Mag-safeケーブルの方ではランプがオレンジになっていて充電している(?)状態になっている。それでそのまま一晩放置してみることにした。そして翌朝確認したところ、まったく充電されていない。まずい。

色々試してみたところ、OSをシャットダウンして電源オフ状態にしてMag-safeケーブルで充電すると、非常に遅いながらも充電ができる、ということがわかった。ただし丸一晩充電して17%から90%くらいまでしか充電できない。なんらかの故障で充電するための機能が部分的に壊れたんだと思う。充電するための電力供給が非常に少なくなっていて、OSが動作していたりUSB-Cとかでは供給量が少なすぎて充電状態にならないのだろう。

相変わらず電池の持ちは悪くはないので、数日に一回充電すれば全く使えないということはないのだが、普通に壊れたわけだし不便なので、ひとまずハードウェアサポートに連絡してみた。AppleCareには加入しなかったのでwarrantyの範囲外になるが、サポートは受けられる。ジーニアスバーかなと思ったが、それと別に近所に公式に提携したハードウェアサポートの窓口があったのでそこで調べてもらった。

二日ほどかかって、確かに充電できないのでロジックボードを交換する、という話になった。交換費用は$840。

$840はかなりの額だし、それできちんと直るのか、データのロスはあるのかとか不安もあるし、それだったら新しいの買うわ、と思って一旦そこで引き下がった。それで調べて、結局M3 Macbook Airに乗り換えることにした。カスタマイズした結果として$1300くらいになり、元の修理費用が$840と比べたら割と高くついたが、まあありかなというぐらいの微妙な値段だ。

Apple StoreではMacbookでもトレードインプログラムがあるみたいで、壊れたM1 Macbook Proは一応トレードインしてみることにした(持っててもしょうがないし)。ストアの自動見積もりではトレードイン価格は$750ほどになった。なんといっても画面はつくし、目立った傷とか不具合もない。充電が(ほぼ)できない、ということは評価項目にはないので。そんなに帰ってくるとだいぶ楽になるなーと思いながら買った。

ただ結果としては充電できないということは普通バレて(あるいは公式サポートなので情報がデータベースに残っていたとかで)、トレードイン価格はゼロ、なくなってしまった。画面は普通につくしハードウェア的な瑕疵がないのにゼロになっちゃうのはちょっと理不尽だなーと思わなくもないが、まあ仕方ない。

14インチMacbook Proから13インチMacbook Airになったが、不満は特に感じない。私用では特にすごい計算を(最近は)してないし、画面は多少小さくなったがそれほど問題でもない。むしろリビングで雑に使っているので、結構軽くなって取り回しが楽になったのはよかったかもしれない。

まあ3年ぐらい使って買い替え時期だったのだろうなと思うことにしている。それにしても見たことない故障だった。