TIL: lightning vs lightening

ライトニングケーブルの話題のたびに「あれっ」と思って調べて、なるほどーと思ってまた忘れる、というのを何度か繰り返している気がするので、何度めかのTILだと思うが、lightningとlighteningは違う単語なのであった。lightningは雷、稲妻のこと。lighteningは「明るくする」ということ。前者はふつうの名詞。後者は動詞の現在進行形。

なんとなくlight + en で lighten から派生したように思って、ついlighteningが雷の意味の語の正しい綴りである、みたいに思いがちなんだよね。lightningは簡略的な綴り、みたいな。でもそうではない。

明るくするほうの lighten は14世紀初頭から使われはじめた用法で、light-enという現代英語と同じルールの単語。いっぽうlightningのほうは語源は古英語のlightnen(「明るくする」)かlihting(光)からきているらしい。

っていうことは、語源(の説のひとつ)のlightnenとlightenは同義っぽい気がする。が、単語として確立したのが古英語の時代からなので綴りとしてはこうなってる、ということなのかね。ちなみにGoogleの検索結果で教えてくれる語源では、中英語期の綴りはlighteningだったということが書いてあってよくわからないといえばよくわからない。

というわけで学びがありました。でもまたすぐ忘れると思います。そしてライトニングケーブルの話題を見ることはもうないので学ぶことはないかもしれない。

https://www.grammarly.com/blog/lightening-vs-lightning/

https://www.etymonline.com/word/lighten#etymonline_v_30828

https://www.etymonline.com/word/lightning#etymonline_v_9506