石田敦子『アニメがお仕事!』[6]
完結しましたね。
アニメーター青春グラフィティてことで、そんな鬱な展開にもならず、爽やかに終わった。とても心地良かったです。面白かった。
ところで最初はちょっと誤解していたんだけど、このまんがの舞台ってちょっと前のことなんだよね。そう、たぶん90年代前半くらい。作者がジェイデッカーのキャラデとかをやってたころだな。アニメーターがセルに絵を描いていたころの。いやー彼らオレより年上でしたか。スイマセンですだ。はは。
その時代が選ばれたのはもちろん作者が自分の熟知する場を選んだということでしかないのだろうけれど、「今これってどうなんだろ?」って最初は思いましたですよ。ほんとねえ。ははは。でも、最初っからそのつもりで意図的に昔だったのか知りませんが、だから最終回で「その後」が描かれるときのその後というのがリアルな「いま」なわけで、そこはちょっと面白かったかも。
ああしかしなんだな、これはおたくの感慨なのだけど(このまんがの読者なんておたくしかいないと思うわけだが)、やっぱ「キャプテンハーロック」はカッコいいし「宝島」がそう来ますかって感じじゃないですか。メロディが流れるからね。こういうのっておたく相手ではよくあることだと思うわけだけども、うーん、なんだ、こいつらってのは選曲が卑怯でしょうやっぱり、なんたって名曲だからさ。
ついぐっときてしまうよ。
だからかな、上で書いた意味でちょっと「おッ」て思ったけど最終回は余計かも派。1つ前で終わって、それで良かったんじゃないかな。
さて、昨日は試してみたけどやっぱウィジェットよりはテキストリンクの方が好きなので(可搬性もあるしね)7巻くらいここはずらっと並べましょう。
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