perl6の正規表現

This entry was posted by on Monday, 3 April, 2006
> >http://www9.ocn.ne.jp/~ymt/perl6/rules.html >。すごいなー。何でもかんでも正規表現でやりたがるヤツを横目に「ハンマーを持つ者にはすべてが釘に見える」と揶揄し、あるいは再帰的な正規表現を見て「はたしてこういうのを正則な言語を呼んでいいのだろうか」と悩んでいた自分がアホらしく思えるほどすごい。あまりにもすごいので茫然自失するほどだが、残念ながら一点ほど疑問があるとすれば、これを使うことで本当に嬉しいのかどうかがよくわからない。 > >見ていると、正規表現と文脈自由文法の中間的なものとして大幅な進化を遂げているような気はする。正則言語では無理だが文脈自由文法を書くほど大層なものではないような処理ってのは確かにけっこうある気はしていて(「カッコの対応を取りたいだけ」とか)、そういった問題領域に対して便利に使えるのかもしれないようには思う。 > >そういう意味で便利なのかもしれないのだが、あまりにも拡張された結果、けっきょく perl という言語のなかにもうひとつ(構文のわけわからん) rules という言語があるという構成になってないかという不安が残る。 perl6 を使うには、 perl6 と rules という2つのプログラミング言語を覚えなければ使いこなせないのだとすると、もうひとつ嬉しくない。 > >もちろんこれまでだって正則言語を覚えていたわけでといった反応もありうるし、けっきょくはバランスの問題というつまらない結論に落着きそうだが、おれとしてはむしろ、 Parsec とか boost::spirit みたいなやつで、気軽に文脈自由文法を扱えるようにした方が自然でないかと思うのですが。 >

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