桜坂洋『ALL You Need is Kill』
>うわ、これは面白いわ。『よくわかる現代魔法』はイマイチだったし、S-Fマガジンに掲載されてたのもダメだったけど、これは面白いです。
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>新兵の主人公が戦場に出て死ぬ。ところがいつのまにか記憶が少し前に戻されている……?というところから「ゲームを繰り返しプレイして最も上手い動き方を学ぶ」ということを題材に扱った時間SF。次の自分はもう少し上手く動くことができる、というか。
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>面白いのは、誰がどんな「ゲーム」をしているのか、というところになるか。
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>細かいことを言えば、最後の展開は性急な気がしたし、なんというか「それなら一人いようが二人いようが同じじゃね?」と思うわけですが、非常によく書けています。
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>ふむ、いろいろ書けるってのは器用だということだし、それぞれそれなりに(作者としての)テーマを持って書いてるみたいだし、面白いのかも桜坂洋。『よくわかる〜』を読む気はないのですが、だからといって全てがダメというわけではないようす。
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