T-CONの想い出

This entry was posted by on Saturday, 18 July, 2009

書きそびれたが、今年のSF大会の想い出のひとつに、「あの」小笠原功雄氏と話す機会を得たということがあった。

あの、といっても分からない人が多いと思うので説明すると、小笠原氏はSFマガジンの読者投稿欄に熱心に前号の感想を寄せられている方である。読者投稿欄に小笠原功雄と毛利信明だけが便りを寄せている、なんていう号は、ここ10年のSFマガジンではかなりあったように記憶している。最近はそれ以外の投稿も増えてきている印象があるけれど、ともかく超がつくほどの常連。

前回のT-CON、つまり2003年のT-CON03の時に開催された「SFセンター試験」でもかなりの上位を勝ち取られたと記憶している。あの発表のおかげで、小笠原功雄という人はSFマガジン編集部がでっち上げた架空の投稿者ではなく、実在の人間だということが確認された、なんていうジョークも言ったものだったが、しかし、当の小笠原さんをお見かけすることはなかった(というか顔も知らないのだから見かけていても分からなかったわけだが、ともかくそういう名札を下げた御仁は見かけなかったわけだ)。

で、それから6年後の今年のSF大会、ついにそういう名札を下げた御仁を発見したという次第。別に何を話したわけでもなくちょっと立ち話をしただけだけど、「あの」小笠原功雄と話した!というある種の感激(というか隠しキャラをゲットした感じ?)に打ち震えました。

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