dvorak 配列を練習!→挫折

This entry was posted by on Sunday, 20 January, 2008

ふと思うところがあって dvorak 配列を勉強しようかな、と思いたつ。といっても、この文章は qwerty 配列で書いていますが。知らないキー配列は、ちょっとドキドキして、脳の違う部分が刺激される(ような気がする)のが面白い。

で気付いたのだが、というか気付くもなにもないのだが、 qwerty 配列を習得するというのは運指のパターンもいっしょに学んでいるということを思い出させられた。つまり、英語や日本語(ローマ字)によくある字の並びを指が覚えていて、いわばマクロのように自動的に効率的に打鍵できる。ほとんど同時に。ぼくらはそんなことをしている(だから「くだしあ」みたいなtypoはけっこうある)。で、その有効そうな運指のパターンは qwerty と dvorak ではまったく違うものだから、それを覚えないとキー配列は覚えられても打鍵は速くならないだろう。それまでどれくらいかかるだろうか。

それは慣れの問題だと思うのでいいんだけど、もうひとつ気付いたのだが dvorak 配列では ls がめちゃくちゃ打鍵しづらい。lもs も右手の小指で打鍵する位置にあるからだ。 UNIX な dvorak 使いの人はどうしているのだろうか……。慣れれば慣れるもんだろうか。よく考えたらqwerty 配列でも cd は打ちやすい配置ではないしな。あと vi 使いの人はdvorak 配列のままあのキーバインドで操作してるんでしょうか。ホームポジションでカーソルを動かすメリットが失なわれそうな。

自然言語の打鍵は慣れの問題が大きそうだが、アプリケーションのショートカットキーはスイッチするまでが相当にしんどそうだなあという気がしていて、そんなこんなで三日と経たずに諦め気味(笑)。でも、とりあえずアルファベットをぜんぶ覚えるくらいまでは頑張る鴨。

なお、上のリンク先に書いてあるけど、 Mac で Dvorak 配列にスイッチするのはすごく簡単。言語環境に最初から入っているので、そいつをオンにすれば切り替わる。もちろん Linux や *BSD でも最初から入ってるから、 loadkeys なり kbdcontrol なり、あるいは X のキーボード設定なりを弄ればさくっと切り替えられる。ただ X のキーボード設定の場合は動的にスイッチするのが大変かもしれないけど。 GNOME とかに、もっと便利なキー配列変更ユーティリティあったかもしれませんが、その辺は詳しくありません。 Windows はあんまり使ったことなくてよく知らないのでパス。

2 Responses to “dvorak 配列を練習!→挫折”

  1. quek

    私の場合は切り替えに1年ちょっとかかりました。
    日本語を打っているとき、英語を打っているとき、Lisp を打っているとき、Java を打ってるとき、それぞれで運指のパターンがあるんですよね。そういう発見はおもしろかったです。
    ls はエイリアスで l にしてしのいでいます。
    Windows は窓使いの憂鬱を使っています。
    では、dvorak 習得がんばってください。

  2. 向井

    ありがとうございます。うーん1年ですか。
    英語の文章をある程度自然に打鍵できるようになるくらいなら、1ヶ月かそこらでできそうな気はするんですよね(もちろん今より遅くなるでしょうが)。しかしプログラミングやショートカットキーを学びなおすのに恐れております。
    ls は l にエイリアスするんですね。なるほど。