jscharmap というのを作った

This entry was posted by on Monday, 17 December, 2007

最近の遊びとして、 Unicode の文字マップを実現するウェブアプリケーション(?)、jscharmap というのを作りました。 http://www.jmuk.org/jscharmap/jscharmap.html です。

ただし、 Firefox でしか動作確認をしていません。わたしの手元で IE で試してみたところエラーがあると言われて止まってしまいますが、少し前に知り合いに紹介したところでは、 IE ごと落ちると言われました。なんでなのかは知りませんが、 IE でトライすることはおすすめしません。どうせ見えやしませんよ。

Firefox を使いたくないという人のために、簡単なデモビデオも作ってみました。うーん、しかし、画面がでかいとコマ落ちしますね。ちと失敗。おおむねこんな風なものであります。

で、そもそもなんでこんなものを作ろうと思いたったか、という話ですが、ご存知の方は少ないかもしれませんが GNOME には「文字マップ」というアプリケーションがあります。コマンドラインなら gucharmap です。これが私はなかなか好きで、あれこれ眺めていると「おおっ、こんな文字まであるのか!」と驚きます。ルーン文字とか。「1点」とか。ハンマーと鎌とか。でも、ほかのプラットフォームでは、 Unicode 情報を見る手はあってもこういうどうでもいいアプリケーションてないんですよね。いや、わたしが知らないだけかもしれませんが。

そこでウェブアプリケーションですよ! というほど短絡的でもないんですが、ふとあるときこの思いが再燃し、とりあえず作ってみたという次第です。

さて、完成度はさておき作ってみると面白いことがわかりました。というのは、同じ Firefox とはいえ見た目はOSによってかなり違う、ということです。 OS、というよりその Firefox が使っているレンダリングエンジンによって、同じ「文字」であっても表示できたりできなかったり、化けるにしても化け方がかなり違う。わたしの手元の Mac はかなりの文字が「?」になってしまっています(これはフォントの都合もあるのかもしれませんが)。いろいろ試してみたところでは Linux が一番いろんな文字を表示しますが、しかし Linux ではだめだが Windows なら見える文字とかもあって楽しい。

ま、いずれにせよ、皆さんも楽しい Unicode ライフをお過ごしください。

おおっと忘れるとこだった。ソースコードは http://www.city5.org/hg/hgwebdir.cgi/jscharmap/ まで。 Mercurial (hg) を使っています。

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