引っ越した

This entry was posted by on Wednesday, 26 September, 2007

さて、先週頭に引っ越しをしたのだが電話の開通手続きに滞ってしまい、しばらくネットに繋がらない生活になっていました。いやまあ、携帯端末とかネットカフェとかで少しアクセスしたりはしてましたけどね。

ところで、直前の文章へはかなり反響があったようですが(言葉がキツい方が耳目を集めやすいの法則か何かだろう)、メンドくさくて私は追っていません。しかし、おおむね好評だったようなのでそこは驚きましたね。もっと揶揄されまくりかと思っていましたが。まあ、されるところではされているんでしょう。

ただ、別に自分の日記の読者をアホ扱いする意図であの文章を書いたわけではないことは明言しておきます。あの文章における「君ら」というのはむろん、おそらくブックマークはされるだろうそこ経由で読んだ人のつもり。2ちゃんねらーの「おまいら」みたいな、漠とした「なんとなくそういう人」みたいなものを二人称に仮託しているだけで。

しかし、ともあれおかげさまで自分の日記を書くスタイルというのを少しみつめなおしました。つまりさ、どうも世の中では、自分の生活に役立つであるとか、日常生活を改善するであるとか、そのような有益な記事というのが重要であると思われていて、注目されているわけですな。

それは良いことだと思うけれども、わたしはそんなことはこれっぽっちも目指してない。もう少し謙虚な言葉で言い換えれば、自分ごときの知識文章が人様の改善に役立つわけがないと思っているのです。たとえばネットを放浪して何らかの知識を得たとしても、基本的には自分は後発であって皆それくらいは知ってるでしょ、というつもりでいるわけで、そうでないことがわかるとわりとナイーブにショックを受けたりしているわけですな。そういう態度でいるかぎりは、人様に役立つ記事なんて永遠に書けないでしょう(書くつもりもない)。駄文雑文私事、そんなものでこの日記は構成されている。役に立つことはほかの誰かが書いてくれているようなので、わたしはこれからも駄文を書きつづけることでしょう。それがたまさか誰かにとって有益なことも、あるかもしれないけれど。

でまあ、駄文というやつはは書き手に芸がなければ愉快なものにはなりえないわけで、人気の差というのはたぶんわたしがつまんないヤツだということに尽きると思います。

ま、どうでもよろしいか。

ちなみに、計算器や計算機を使えば暗算など不要、というのはわたしも書きながら思いましたが、それでも手で計算をする手順は知っていないとまずいとわたしは思っていますし、それにまた、たとえば路傍でのちょっとした支払いなどについて計算するという場面を考えれば、それは(カバンなどから取り出す時間などを含めれば)電卓より早く暗算できる。できるようになる。全く無駄な能力ではありません。

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