読書 | S-Fマガジン9月号
>時空論の彼方へ、と題した特集号。
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>ケイジ・ベイカー「
>貴腐
>」
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>ひじょーにありきたりなSF。ちなみに、「時間SF度」はあんまり高くない。90年代も後半にしてはありきたりな気がするけれど、僕は割と好きですよ。
>+1
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>ガードナー・ドゾワ「
>影たちがやってくる夜
>」
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>いささか長いのが難点。物語としては非常に面白い。ただ、これを「時間SF」と呼ぶことができるのはかなり寛容な部類の人間であるように思う。
>+2
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>という具合。この二本、面白くはあるのだけれどいったいぜんたいこりゃなんなんだい。ホーキングだのノヴィコフだの福江純だののエッセイが載ってる号であれば、ハード時空SFを持ってこいって話ですよ。
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>なんとなくアリガチな路線としては、バクスターの時間SFがあってだな、それでこのドゾワが来て「時間SF的にはバクスターなんだけど残念ながらSFとしてはドゾワの方が面白い」という展開ならアリなんですよ(でもって巻末に小林泰三あたりの時間SFがあってどうしたものか困るとゆー)。
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>そういうわけで、特集としては非常に外してる号だと思ったことでした。
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>桜坂洋「
>さいたまチェーンソー少女
>」
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>で?
>-2
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>谷甲州「
>パンドラ
>」最終回
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>んんーこう来たか。どうなんだろうナァ。ありそうな気もするけれど、ちょっと僕としてはこのオチは「疲れた」。このオチにしちゃ長すぎるよなー。
>-1
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>横山えいじ「
>おまかせ!レスキュー
>」
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>ふつう。
>±0
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>水玉螢之丞「
>SFまで100000光年
>」
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>堺三保絵はそんなに似てないと思います。でも堺さんの日記に描いてあった絵はちょっと似てきた気がするので、だんだん似ていっているのかもしれません。
>±0
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>あ、それから今回のリーダーズ・ストーリイのつまらなさはちょっと筆舌に尽くしがたいです。これはアカン。すごくアカン。
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