悲観的というかなんというか

This entry was posted by on Wednesday, 22 November, 2006
>うーん、しかし野尻ボードにいる一部の人は、なんであんなにAIに楽観的なんだろうか。ひょっとして、実現できるかどうかってのについて、測定精度や処理速度の問題だと思ってるのかな。 > >「力まかせに計算すれば人間のひとりくらいシミュレーションできるさ」というのはわたしの個人的な感覚としては相当にナンセンスなんですけれど、どう書いたらわかってもらえるものか。たとえば、銀河系内にある全天体の位置と速度を計測したら、もう未来永劫にわたって使える系内地図ができますよね、という話になれば、いくらでもおかしい点があるのがわかると思う。たとえば、膨大な天体をどう観測するか、どうしても観測しきれない小天体はどうなるのか、星間物質はどう扱うか、系外の天体は無視して良いか、いやそもそも系内の天体とはどういう定義か、などなど。でもこれが人間の脳味噌になると「いや、細かいことはともかく頑張ればそのうちできるでしょ」になっちゃうのかが不思議です。 > >そもそも、何が悲しくて人間をわざわざ機械がシミュレートまでして宇宙船に載せねばならんのか、というのも理解できないのです。そんなの無理かどうか以前に意味ないでしょう。完全に自律的に動作・判断するAI を登載した宇宙船、というシナリオなら今世紀中くらいにはできるんじゃないかな。それを「情報化知性」と呼ぶかどうかは、その人によると思いますが。 >

Comments are closed.