有川浩『図書館内乱』
>前作、図書館戦争(
>感想
>)のつづき。同じくらいこっ恥ずかしくて、面白かった。好評につき延長という感じでコレだけじゃなくてもう少し続くもよう。
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>ま、なんだね、前も書いたけど、図書館の意義を架空の設定から問直すとか、「本が好きならオススメ!」とか、そういうような本のタイトルから連想されそうなところにさして重点を置いていなくて、むしろ完全に娯楽小説に徹しているところがこの本のよいところだと思う。そういう意味でテーマを深読みされるような筋合の本じゃないのだが、読んでるあいだは至極幸せで、厚さのわりにするするっと読める。
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>あとはキャラクターですかね。おおむねどのキャラも生き生きしているので良いのですね。設定はベタなんだけど、書き方が上手い。
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>「この作品の設定は」とか「社会状況は」とか細かいところをどうしても気にしてしまうと「こんなのありえねーだろ!」とイライラしてしまうかもしれないが、そういう人以外には割とオススメです。
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>前巻の感想を書いたときにはコレ貼ってなかったんで両方リンクしてみる。
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