テレキネシスと身体感覚
>ふと、いわゆる念動者の身体感覚ってどうなってるんだろう、ということを思った。
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>そもそも我々の身体感覚を支えるものは何かというと、思った通りに体が動くことと、そこから何らかのフィードバックがあることによって支えられている気がする。ともかく、まぁそんな風にとりあえず仮定する。
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>すると、テレキネシスによって物を動かしているときの身体感覚というのはどうなんだろうか?
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>もちろん、単なる魔法であって、疲労するものであるが身体感覚は特に拡張されないっていうのは、それはそれでアリなのだが、それじゃあんまり面白くない。重いものをささえれば、それだけ強い念動力が必要になる。そこにフィードバックが働いていると仮定するのは、それほど不自然ではない。
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>一種の「腕」がそこにあるような、透明な腕を生むことができるような身体感覚になるのだろうか? それとも、普段われわれが腕をぶらぶらさせているかのように、身体的には遍在している感覚があり、何かを持ち上げるような印象なのだろうか?
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>伝統的にSFでは前者のような身体感覚を提示していた気がするが、後者のような本質的に異質な身体感覚がちょっと面白いような気が、ふとした。
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>あるいは、遍在する感覚があるのであれば、透明な腕があるのではなく、腕を上げるように物が上がるような身体感覚であったりするのもおもしろい。
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>こんな感じのネタのSFって何かあったかな。
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