T-CON2009 に行ってきた。2003年にあったT-CON03と同じくホテルニュー塩原で開催された1泊2日のコンベンションだ。前回同様、知り合い同士で車に乗って(まぁ私は呑気に乗ってただけだが)行ってきた。
ホテルを使っての合宿型コンベンションということで、基本的にはファニッシュなムードの漂うコンベンション。企画の数も少なく、企画部屋もさほどの広さがないため、どの企画も立ち見がでるほどあふれていたが、隣部屋との壁が薄いのでなにやら聞こえてくるという、企画をやる側、聞く側としてはあまり歓迎しない感じの環境だったのは確かなのだが、お祭り的なムードがあって楽しかった。そんなこんなで聞いた企画はSFマガジンのこれまでとこれから、と題した企画だけだったけれど(星雲賞授賞式も見たけど、これは一企画扱いとはいえちょっと別格でしょう、さすがに)。
星雲賞は聞きながら結果をtwitterに流していたが、これは不参加者からはそれなりに好評だった模様。今年の大会はwifiも入ってたのでtwitterを利用しようかと思ってそこそこつぶやきを流したが、結局あんまり上手く行かなかったように思った。ひとつには俺があまりにもモノグサだったこと、またiPhoneの3Gネットワークが通じない場所がホテルのそこここにあり(パーティをやったメインホールも圏外だった)、wifiも一部にしか届いていなかったためにちょっと思うようにレポートできなかったこと、それらに加えて実際にtwitterでつぶやいてみようという参加者がたぶん俺一人ぐらいしかいなかったことが敗因だろう。来年は東京都内ということもあり、twitterが急速にユーザ数を増やしつつあることもあるし、もう少し面白い状況になっているだろうと期待する。
見た企画以外で面白かったのは加藤直之か。企画開始前から2m50cmの「等身大グイン 」を描き、ディーラーズスペースでも本を買った人にサインというかイラストを描いていた。私相手じゃないけど、修正液でパワードスーツを描いている こともあった。俺、絵はさっぱ分からないものだけど、描けるものなんですかねぇ……。企画聞いてなかったからかもしれないけれど、今年のゲストの中では一番印象に残った。
それからもう1つは3Dプラネタリウム。主催者はMakeのTシャツを着ていたからそっち方面のイベントにも出ていたのかな。扇風機で送風して膨らせたビニールドームの中でプラネタリウムなんだけど、面白かったのは「3D」の方。赤青のメガネをかぶるわけだけれど、3Dの見せ方が秀逸。赤青の豆電球を並置して光らせ、その前に対象物を置く。すると投影された影がプラネタリウムの壁に映るわけだが、そいつは赤青電球の位置関係から、影の縁あたりは赤青の光が微妙にズレてるわけ。てなわけでそれを赤青メガネを掛けて見るとこれが浮き上がって見える。豆電球からの位置が近ければ近いほどズレが大きくなるから、位置を適当に動かすことで、こんな単純な仕組みなのに驚くほど「3D」に見える不思議。たぶん操演にもそれなりのコツがあるのだと思うけど、大変面白かった。主催者はよっぽど暗黒星雲賞が欲しかったらしく、参加した人に投票を呼びかけていて見事当選。
ところで、星雲賞海外短編部門を取ったテッド・チャンは韓国の映画祭に行っていて大会には不参加という話だったのだけど、どうもその帰りということで7月下旬に日本に立ち寄ることになっているらしく、その贈呈式もかねてファンを交えたお茶会をやるということに。抽選ということなのでさっさと申込んだら、申込者は思ったより全然少ないとか。てことでチャンに会ってくるかも。
星雲賞といえば、今年の星雲賞の受賞コメントはバラエティに飛んでいた。チャンのお茶会募集のほかに自分の宣伝をしまくった大森望、星雲賞受賞の喜びのあまり中野のメイドバー(笑)で豪遊、「星雲たん」とのあだ名をつけられたという内藤泰弘もおかしかったが、日本長編部門で会場は一気にしんとなった。『ハーモニー』で受賞した伊藤計劃は先の3月20日に急逝したため、お母様が代理受賞。そのコメントの詳細はここには書かない(私の手ではとても書けない)が、正直、ちょっと泣いてしまった。
twitterでもつぶやいてたけど、ふと見かけた超リアルなトランスフォーマー。
いやぁ超リアルですね。
っていうかお前ら本当にトランスフォーマー好きだな!
ふとウィキペディアをだらだらと読んでいたんですが、ダンテの神曲 に関しての記事の補足情報で俺も驚いた。
「インド人もびっくり」の由来は神曲の一節「上へ行けば行くほど、末広がりに広がるその上枝の高さは、喬木のおのが森に住み慣れたインド人をさえ、驚嘆させたであろう」(寿岳訳)が元になっていると言われている。
そんなわけ、ねえだろ!
なんでエスビーのカレーのコマーシャル の元ネタがダンテの神曲なんだっつーの。
# しかし、こういう下らないジョークを思いついた人間のユーモアセンスは、俺は好きだぜ
# その次の項目の「神曲の異なる意味として、神曲(しんきょく・シャンチュー)という名前の漢方薬が存在する。消化を助ける効能がある。」というのも、それまでの大仰な説明をすべて無にするような「消化を助ける効能」というトホホ感が実に素晴らしく、「ああ俺はいまウィキペディアを読んでるなあ」という気分になるよね
施川ユウキが近代麻雀とかに連載してた麻雀まんが? 森の中に何故か据えられた雀卓を囲んで、いろんな動物とかがいろいろしゃべるという構成で、某任天堂のゲームとかは関係ありません。
相変わらず素晴らしい台詞回しの数々で、っていうかそもそもどうぶつの森っていうか何でもありな感じがあり、出てくるのも鶏とか犬とかだけじゃなくて寝違えた熊、出世魚、マリー・アントワネット、卵、宇宙人、きのこの森、虚無僧、プリンスの記号、などなど非常にフリーダムな感じ。内容にしても、たとえば相撲取りが雀卓を囲みながら汗だくになってて「じゃあいまから打ちながら順番に暑くなる話をして、より暑くさせた奴に点棒を多く払うってのはどうだ?」とか言い出し始める、っていうような話ばっかりで、つまり麻雀は全く関係ない。関係ないが非常に素晴らしい。
なかでも個人的に一番ツボだったのは、なんか魚が「あ! たった今、ツバスからハマチに出世した……!」っていうやつ。そんなこと言われても全く意味がわからないと思うけど、読んでもやっぱり意味はわからないのでした。
あとカバー外したところに最終回が潜んでて、非常に身も蓋もないことをぶっちゃけてるからそちらも忘れずチェックだ!
素晴らしい短編集でした。カズオ・イシグロによる初の短編集らしい。
「音楽と夕暮れをめぐる5つの物語」という副題が付けられているし、タイトルも『夜想曲集』なのでそれとわかるように、音楽にまつわる短編でまとめた短編集で、すべて書き下ろしの作品になっている。ただし、どの作品も「夕暮れ」を思わせる辛さ、物悲しさ、そしてノスタルジアを含んでいる。才能はあるが成功しなかった男、すれ違いになる男女などなど。
中でも面白かったのは冒頭の「老歌手」。主人公はあちこちのカフェを転々としながら演奏する流しのギタリストで、ある日、客の中にとある老歌手を発見する。その歌手こそ、自分の母、そして自分が昔から憧れていた歌手だった。憧れの気持ちでつい話しかけ、意気投合したところで、老歌手から1つの依頼を受ける。船を出すので海から、妻のいるホテルの部屋に向けて自分の歌、彼女の好きな歌で歌いかけたいというベネチアらしい趣向だ。だが……という筋立て。ある意味で悲劇的な結末を迎える物語だが、淡々としていつつも不思議と前向きな雰囲気も感じられる作品になっている。
もうひとつ、「モールバンヒルズ」という作品も良かった。主人公は、ロンドンで音楽をやろうと志し、いまは田舎に戻って音楽を作りながら実家のカフェを手伝っている若者。そこにある日、夫婦の観光客が訪れるのだが……これはまあ、夫婦間の断絶というか、ポジティブ思考な人とネガティブ思考な人の断絶というか、言ってしまえばそれだけの話なのだけれど、苦い後味が印象深い。
ほか3篇も特に言及はしないけれども面白かった。
本書に収められた作品はどれも非常にシンプルだ。文体だけではなくてテーマもはっきりとしていてわかりやすい。こういう短編集は個人的には大歓迎。もっと出てきて欲しいけど、解説でも言われているようにやっぱり短編は売れないんですかねぇ。
ひがさんがまた梅田望夫氏を批判して いているのがえらい盛り上がっているようですね。もう完全にはてな界隈における梅田株は地に落ちてしまった感。ただ、個人的な違和感を表明させてもらうと、たとえば「日本のオープンソースはFake Open Sourceである 」という話もあって、そこから「ガラパゴス」という言葉が生まれたぐらいなわけです。もちろんそっちにも賛否両論あったわけだけど、「日本にオープンソース的な活動は根づいていない」ということについては「そういう考え方の人もほかにいるようですね」というのが正論なのではないかと思うわけですが、どうですか。
それよか梅田さんに個人的に聞きたいことがあるとすれば、プロジェクト杉田玄白 についてはどうお考えですか、ということだったり。
何でもかんでも和訳したがり、和訳プロジェクトばっかり進行するのは日本のコミュニティの悪い癖だと個人的には思っているわけだけれども、少なくともプロジェクト杉田玄白についていえば、梅田さんが言わんとしていることをずっと前からやってますが何か、という方々ではないかと思うのですね。なのでコメントを聞きたくはある。
でもさ、結局、事例ベースで集めると結構いろんな事例が集まっちゃうんだと思うんだよね、これに限らず。OSSにしてもオープンソース的な活動にしても、日本にないわけないわけで、でも反例1つでこういう言説を突き崩すのは難しい。数の多寡とか認知度みたいな、もっとあやふやな話でしょ。自分で書いてて何だけど、「こんなのもうあるよ!」って言うのは無意味なんだよね。
http://homepage3.nifty.com/iromono/diary/200906A.html#12
マイナスの質量の物体があるとする。この物体に対しては、運動方程式 F=ma の m も、万有引力の法則F= {GMm/r^2} の m も同時にマイナスになるようなものとする。地球上でこの物体はどんな運動をするだろうか?
毎度ながらこれ面白い問題だよな。タイトルバレしてるけど、地球上では重力によって落下する。直感的には浮き上がるように思えるのだが、なぜそうなるかはリンク先から辿っていって欲しい。
で、今年はもうひとつ面白いネタがあって。
学生さんが「空気中でヘリウムの風船は浮く。ヘリウムより軽い(?)負質量の物質ならもっと浮くんじゃないのか?」という疑問を出してくれた。これは面 白い。来年問題に追加してもいいぐらいの問題だ。
浮力というものの本質が解っていれば答は簡単だ・・・・と言いたいが、わしも一瞬迷ってしまった(^_^;)。
というのだが皆さんわかりますか? 私は自分で考える前に答えを見てしまいました(笑)。ぜひ、自分で考えてから答えを見ましょう。
……さて、以上を踏まえて、ふとこんな疑問を思いついたのだが、正直言って答えが良く分からない。みなさん、教えていただけませんか。
上の第二問は、通常の空気に対して負の質量の物体に浮力がどのように作用するか、というものだった。じゃあ媒質の質量が負のような気体(または液体)のなかで、浮力はどのように作用するか?というのが私の疑問である。中にある物体の質量が、
正の場合
負だが、質量の絶対値が媒質の質量の絶対値より小さいとき
負だが、質量の絶対値が媒質の質量の絶対値より大きいとき
の3パターンに分けられそうなのだけれど。
浮力というのは圧力によって決まるものだが、この大気中でも同じように圧力が作用するとしよう。もちろん媒質の質量は負なので、圧力は実際には物体を押し付けるのではなく引っ張る方向に作用する。そうすると結局、浮力の方向が逆になるだけだから、正の質量の物質が中にあるとより沈み込む方向に力が働くし、負の質量の物質があれば浮き上がる方向に作用するんじゃないかなーというところまでは考えた。
しかし、「負の質量の物質による気体」って、圧力はそんなふうにかかるものなんでしょうか。
前々からずっと困っていたのだが、FirefoxでうっかりCommand-+ や Command– するとズームしてしまい、しかもそれをサイトレベルで覚えていてくれるという機能がある。というか、しばらくずっとそういう機能があるということに気付かず、どうも一部のサイトで動作が変だな、ぐらいにしか思っていなかった。とほ。
利用法によるだろうけど、なんか知らないが私はやたらと間違えて拡大ズームをしてしまう。その時に気づいて戻せばいいんだけど、根が不精なもんで結構多くのサイトでそんなふうになってたみたい。気付いたらCommand-0で直しているが、どうにもこうにも直しようがないというか、そもそもこの機能をオフにしたい。ということで軽く調べたらMozilla Links日本語版に解説されていた 。about:configからbrowser.zoom.siteSpecificをfalseにすればよかったらしい。
ところで手元のFirefoxではなぜかCommand-; で Command-+と同じようにズームしてしまう。いわゆるUS配列で、セミコロンの位置はLのとなりだからJIS配列ならプラス記号のある位置なのは確かだが、それにしたって何故また、としか言いようがない不思議な挙動なんだけど、何故なんだろう? 実際問題、Command-+を間違って押すことはまれで、ロケーションバーにフォーカスを移したくてCommand-Lを押そうとして間違えて押しちゃうケースが多いんだよね(しかもその時、目線はロケーションバーに行っているのでズームに気づかなかったりして)。
ともあれこれで少し幸せになりました。
Firefox3で、あと一つ困っているのはやたらと終了に時間がかかることなんだけど、これも誰か知ってたらおしえてください。Firefox3.5で直るのかどうかとか。
http://www.wrestler.jp/
80年代に一世を風靡したプロレスラー、ランディ・”ザ・ラム”・ロビンソン。それから20年を過ぎたいまも彼は細々とレスラーとして暮らしている。平日はスーパーマーケットのバックヤードのアルバイトを続けながら、たまに家賃を滞納したりしつつ、それでもレスラーとして生活をしている。
そんなある日、ランディはハードな試合の後、急に嘔吐し、意識を失って倒れる。病状は心臓麻痺。心臓のバイパス手術で一命をとりとめるものの、医者はレスリングのようなハードな運動はもう無理だという。ランディはいったんは引退を決意。だが結局、ランディはプロレスに戻ってくる。ラスト直前のマイクパフォーマンス。対戦相手もレフェリーも、ランディの様子がおかしいことに気づき始める。そして……。
非常に良い映画でした。エンディング音楽は作品のテーマにマッチした名曲で心に沁みる。
でもなあ、これでいいのかなとも思うのだよ。心は激しく揺さぶられるのだが、だがそれは何のためか? 結局のところ、ランディは世界に絶望し、自分のいる世界はリングの中にしかないのだと結論づけてしまう。結局ただそれだけの、非常に後ろ向きな映画なんだよね。だからこそ一層、心が揺さぶられるのかもしれないけれど。
Page Speedを入れて自分のブログをチェック。おお出るわ出るわ……。まぁしかし大きそうなのは(そして対処しやすそうなのは)キャッシュ制御と圧縮であろ。lighttpdを使っているが、キャッシュ制御ならmod_expire 、圧縮ならmod_compress あたりだ。ただ、古ーーーいIEなんかではmod_compressを無邪気にかけると上手くいかなくなる(自分でaccept-encodingで申告するくせに伸長してくれないらしい)という噂も聞いたことがあるので、htmlだけは圧縮しないでおく。キャッシュ制御は無邪気に1ヶ月ほどとしておいた。
それはさておき、数日前に見かけた、エレクトーンでルパン三世’80を華麗に弾く女性の動画。
カッコいい。
しかし、エレクトーンてこんな曲も演奏できるものなんですね。正直、どういうオペレーションがどういう動作につながってるのかよく分からんす。