本棚買い替え

This entry was posted by on Sunday, 14 March, 2010

僕の大好きな本棚、とっても大事にしてたのに、壊れて乗らない段がある。どーしよ……。

これまでまんが用に愛用していた本棚がありまして、これが左の写真なんですが、高さ180cm8段というじゃっかん多めの段数になっていて、B6版のまんが単行本にぴったり。奥行きも21cmとちょうどいい感じで(B6版だと奥行きはだいたい17cmぐらい)、まさしくまんが単行本のために誂えたような作りでした(本当にそうなのかもしれない)。気に入ったので二棹持ってまんがをしまってたんですな。ところが、数週間前に気づいたんですが、一方の棚の固定部分が壊れてしまいました。最上段と最下段はまだまともなんですが、中間部分は固定具と棚板が離れてしまっている状態。なんとなく中間部分が膨らんでおり、側板に固定しない棚板はちゃんと金具に乗らず、外れがちになってしまう。

こっちが壊れた本棚の写真。まあこんな感じになってしまいまして、これはちょっともう無理だな、と。側板に力をかけて元に戻してみるなど無駄な試みをしてみましたが、わかったのは「そういう問題じゃない」ということ。だいいち、仮にそうやって戻ったとしてもすぐ外れるだろうから意味ありません。

というわけで買い替えないといかん。ここで問題となるのですが、本棚というやつはなぜか同じものがずっと売られるということがない。そもそもメーカーも商品名(製造ID)も不明なので、同じものを買うことが難しい。いや、まあ、商品名とかは買った箱に書いてあったんだろうけど、とってなかったよ……。念のために買ったところ(ハンズ)に行ってみたけど、やっぱり置いてはいなかった。お店の人には聞いてみてもよかったかもしれないけど、数年前にあったきりの本棚のことなどわかるはずもないし。

というわけで、困った。

「本棚を自作しよう」というサイトを見ると、こういう事態があるから自作の方が便利だという話が強調されていたりする。自分で作るなら、図面を残しておけば必要に応じて同じものを調達可能だってね。なるほどなあと思いはするものの、その選択肢は自分にはちょっとないんですよね。本棚を作るには板を調達しないといけないのだけど、まずこれがけっこうする。その辺に親切な材木屋でもあればいいのかもしれないが、都会っ子の身としては、ハンズぐらいしか調達のアテがない(ハンズは悪くないが、安くもない)。それに僕は不器用なので、本棚程度でもちゃんと作れない公算も高い。工作のための場所もない。

というわけで、以前にも注文したことのある本棚屋に発注することにした。ここは、指定したサイズの横幅、高さ、奥行きをもった本棚を作ってくれるところ。値段はやっぱりかかってしまうのだが、切り出しや加工の手間を考えれば高すぎることはない。それに、本棚を組むための加工がきちんとされているので不器用な人間にとっては安心感もある(笑)。納期は2-3週間なので短くもないけど、まぁいいかという感じ。

というのが今日届いたのだった。早速組んでみました。

買ってすぐの本棚は木材の匂いがしてちょっと嬉しい。メンテしないと大変なことになるかもしれないけど。とまれ、なんとかなりました。

ところで、納品されてからちょっとアテが外れたところがひとつ。元は180cmを8段に割っていたので、同じぐらいの見積もりということで高さを190cmとしたのだが(底上げが10cmぐらいある)、今回の棚は前回ほどにはぴったりにはならなかった。これは棚板用の穴の間隔がそれ向けになっていなかったからだ。余裕を持たせると一段足りなくなるし、もう一段階狭くすると本当にぎりぎりになってしまう。けれども、入るには入るので高さ的にギリギリな段と若干余裕のありすぎな段を混在させることにした。が、まあ、入ったのでよしとする。

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