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This entry was posted by on Tuesday, 21 October, 2008

後で気づきましたが、ベイリーの最後の長編はThe Great Hydrationじゃありませんでした。Eye of terrorが1999年で、こっちの方があとなんですね。

この本も未読なんですが、これは実は『ウォーハンマー40k』というゲームのノベライズというか小説版です。ウォーハンマーといえば言わずとしれたGames Workshopのファンタジーゲームで、ヨーロッパ中世の暗黒時代風の風俗や迫り来る「混沌」の侵略といったダークで猥雑な雰囲気のゲームです。40kは、そのファンタジー世界の4万年後の世界で、高度なテクノロジーを持つ人類とかエルフとかが宇宙空間とかで相変わらず混沌の軍勢と戦うといった趣向のSFものらしい。で、この小説版というのが出ているんですが、なぜかベイリーが書いているという次第。ほかにSF方面で有名どころだとイアン・ワトスンも書いています。

ちなみに短編も同じく40k関係の作品をいくつか発表しているほか、インターゾーン2000年10月号に短編が掲載されています。これが最後かなあ(ちょっと自信ない)。

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