webサービス運営のコツをGoogleはどれだけ実施しているか
http://labs.unoh.net/2007/02/learning-from-cabaret-club.htmlを読んで「ふーん」と思ったのだけど、さてこの業界で馬鹿にしてはいけない勢力を持っている google は、どれくらいこれを実践しているのだろうか。
……とまあこういう具合で、当て嵌まるのもあるけどむりやりなものもあり、全体を通じてみると大して重視してないよな、という印象を受ける。
Google がやってない、ということがこのノウハウからどう影響されるか。いろんなことが言える。
ひとつには、 Google は検索サービスであり、↑はコミュニティベースのサービスを想定しているだろうから違う、というのもあるかもしれない。でも Yahoo! はわりとこれっぽいことをやっているような印象がある。
あるいはギークに好かれるのと一般人に好まれやすい性質は違う、という説がある。でもそれはアメリカでは圧倒的に Google であるということと両立しない気もする。
日本ではこういうことが望まれているという、つまり文化の差という風な話にもできる。日本における Google の苦境はここにあるのかもしれない。
時代の差かもしれない。 Google がサービスインした頃と今とでは話がぜんぜん違う。当時はリッチな外見でごてごて飾るよりも、シンプルにした方が速いし嬉しいと思われていた(複雑な構成のHTMLは嫌われていた)。今は見栄えを気にする余力が、帯域的にも計算資源上も充分に出てきた。とかなんとか。
もちろん、「やっぱりキャバクラ嬢とwebサービスは違うよ」と言うこともできるかもしれない。わたしは、対人サービスにそんなに大きな差があるとも思えないし、簡単に「違う」とは言えないと思うけれど。
ようは何とでも言えるなあという以上のことはないんだけどね。