darcs はどこが気持ち良いか、あるいは darcs が遅いわけ
>昨日のつづき。昨日は darcs の心地良さについて「すべてがパッチベースであること」を挙げたけど、よくよく考えるともうひとつある。それは「すべてのワーキングコピーがレポジトリであること」。
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>正確に言うと、ワーキングコピーがレポジトリなのではなく、「すべてのワーキングコピーにはレポジトリ」が付随していて、それぞれ独立にバージョン管理可能な状態になっている。分散バージョン管理といっても、 GNU arch とかは(マニュアルを読むかぎり)まずユーザは自分のレポジトリを作るようだから、そのような構成にはなっていないようだ。一方、 monotone は db ファイルを指定するから、ワーキングコピーごとにレポジトリが存在するという構成になっているのだろう。
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>で、この構成の何が良いかというと、細かいことをいろいろ考えなくて良いのである。
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>たとえば「ブランチを切る」という行為。これは「新しいワーキングコピーを1コつくる」ということに相当する。ブランチ間で変更を移すのは、レポジトリ間で変更を伝達するのと同じこと。 darcs には、いわゆる「チェックアウト」という考え方すら(そういう意味では)存在しない。チェックアウト相当の動作は、ただ単に、
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