Python 雑感

This entry was posted by on Wednesday, 6 September, 2006
>nil.to_s がいきなり “nil” になったりするようなわけのわからん言語はもう使ってられないので、これから立派な Python 使いにジョブチェンジするべく『みんなの Python』を購入し読みました。 > >というのは嘘ですが本は読みました。ほとんど飛ばし読みですが。 > >で、本を読みながら Python について学んだ雑感なのですが、 del とか int とかいった不思議な構文がどうにもすわりが悪く思えます。 Ruby にはある種のミニマリズムみたいなものがあって、「一見構文に思える構造が実はメソッド」ということがよくある。そういう設計になっているのは、ある簡単な決まり事さえ知っていればややこしいルールを覚える必要がないという意味で「楽」だし、つまり、いわゆるひとつの「驚き最小」に奉仕していると言えるわけです。ま、その辺は好きずきだろうけど、わたしは好きなのだな、と。 Python は、そういう意味でのミニマリズムは放棄している言語なので、なんとなくもにょもにょした気分を、若干感じます。 > >もうひとつ、 int って何者?という疑問があって、 > >>>> int(1)
1
>>> int
<type 'int'>
>>> type(int(1))
<type 'int'>
>>> type(int)
<type 'type'>
> >のように、引数を与えないと型情報と化すようで、たいへん奇妙。といっても、考えてみれば、たとえば、 > >if type(a) == int: print "int"
else: print "not int"
> >みたいなことをやるためにこのようになっていることは想像がつくのですが、とても気持ち悪く感じるんだけど……。 int って何者? > >ただまあこういうぐだぐだした感想はあんまり信用しない方が良くて、実際にプログラムを書いてみないと何とも言えないよな、と思うわけであります。何ぞ良い例題はないかな。 >

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