スパムの進化について
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>http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060407/234813/
> スパムの進化については前々から思っていたが、私が考えていたことはこのページとは違う。というか、これは進化なのだろうか。スパム――というか受信者にあらかじめ告知されていない広告を送付するメールの目的は、リンクをクリックしてもらうこと、あるいはリンク先のページを利用してもらうことのはずだ。件名や本文に偽装を施し、メールを「うっかり」見てもらう人間を拡大することが、どうしてスパム業者の利益につながる(あるいはそう思われている)のだろうか。うっかり見てしまった受信者が多いとしてもクリック数はさほど増えないのではないかと思うし、うっかりクリックしてしまっただけならリンク先は即座に閉じるだけだろうし、広告としての意味はぜんぜんないんじゃないか。そのわりに受信者を不快にさせることだけはできる。嫌がらせが目的なのか。
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>「ああいうメールでもクリックしちゃうやつらがいるんだよねぇ、だからスパムが消えないんだ」とかいう意見もあるのだが、ここで言いたいのはそういうことではない。
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>前々から思っていることなのだが、スパム業者がまずやるべきことは、きちんと受信者の情報を管理をすることではないのだろうか。この人はこういう傾向のスパムはクリックしがちである、この人にはこういう内容が向いている、そういった情報をきちんと管理し、相手にあった広告を送ることではないのか。その方が業者だって儲かるし受信者にとっても嬉しい、みたいな状況が生まれうるのではないか。
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>つまり言いたいのは、スパム業者というが、業として営んでいるわりに仕事がまったく合理化されていないのではないか、ということ。もう少し自分たちの仕事を合理化してみてはいかがか。それがスパム(というか広告メール)の正しい進化のあり方なのではないか。
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>いやほんと、どうにかならんのですかね。
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>……あくまで仮説だが、個別のスパム業者は実は時間の経過にともない正当に進化をしていて(あるいは廃業していて)、しかし必要な技術力のわりに収入があるので新規参入が絶えず、小手先レベルの変化はあっても大筋の「迷惑メール」は変わらないというのも考えられるかもしれない。
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