たらいまわしの続き

This entry was posted by on Monday, 10 April, 2006
> >http://oss.timedia.co.jp/index.fcgi/kahua-web/show/ossz/oneline/2006-04-10 >
>いつも思うのですが「今日の一行」の permalink がわかりません。というか新しいのを書くまでは存在しないのかな。 >
それはさておき、一昨日の話を書いている途中に「おまけ」のネタを思いついてしまったので結論めいたことを書くのをすっかり忘れてしまいました。言いたかったのはだいたい次のようなことでしたので、ここで書いておきます。
> >まず、 Haskell のたらいまわし関数が激速なのは本当でした。が、 Scheme(Gauche) や OCaml など、言語に遅延評価の仕組みが備わっているものもかなり速いものでしたし、 Ruby でブロックを使って擬似的に遅延評価っぽいものを作るものでも、あんまり効率とかを考えなかったわりにそこそこ良い速度を出していたと思います。言いたいことはそこでした。つまり、この結果から言えるのは「たらいまわし関数というのは遅延評価が効いてくるという関数だ」というだけであり、ここから「Haskell凄い」ということには繋がらないのではないか。 > >つまり、 Haskell はたらいを回す以外に能がないのかっていうことです。そんなことはない(と思う)。少なくとも Pugs を実装できるくらいには能があるわけです。たらいまわし関数を見ていても、その力というのは見えてこないんじゃないか……と思いました。 > >でも、じゃあ、どこをどんな切り口で見れば見えてくるのかっていうのは、私にもよくわからないんですよね。デフォルトで遅延であることの面白さというのはあるのですが……。あと、あらゆる文字列が遅延するということは面倒な問題も引き起こすのだなぁと思っていたりするわけですが。 >

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