2003年11月前半
□[TV]超星神グランセイザー
これを見ることができるようになってる自分を発見。やはり自分も丸くなったってことなのかなあ。それともスタッフの腕が上がったということか。
まあ相変わらず笑っていいのか怒るべきなのかは判断に迷うところですが。
「話に関係なくてもとりあえずキャラを出す」という主義なのかジョークなのかわかりませんが、警官のひとが意味もなく右往左往するのはちょっとツボでした。普通はもっと早く追い付きます。
□[コンピュータ]mozilla と acroread
入れた。
どちらもバイナリインストール。後者はまあ仕方ないのだが、前者も面倒なので。巨大だし、前に自分でビルドしたらなんかヘンになってしまったので(まともにディスクにセーブできなくて難儀したり)、linux用バイナリを拝借することにした。
まあバイナリインストールなら楽勝だろーと思っていたら linux 互換でハマった。書き忘れたけど、どちらも FreeBSD のバイナリなんて用意してくれない。仕方ないので Linux のバイナリを Linux 互換から動かすのだ。最初の問題。Linux 互換のパッケージ(/bin/ls とか基本的なもの)は入っていたのだがカーネルのサポートを切っていた(笑)。仕方ないので option LINUX_COMPAT を入れてカーネル再コンパイル。 KERNCONF を指定しわすれて GENERIC とカーネルを二回作ったのは秘密だ。
次に linux-gtk。これは mozilla に必要。しかし linux_base には glib まで入っていて、 gtk がないというのは不思議な気がするのだけど……。
これを /stand/sysinstall 経由で入れようとしたのだが、なぜか依存関係でlinux_base を入れようとして、しかもそれに失敗する。調べてみると、入っていた Linux互換は linux_base-7.2 で、最新版は linux_base-7.5 らしい。で、「古いバージョンがあるからインストールでけへんよ」ということのようだった。阿呆らしい。古いのを消して入れなおす。
あとは簡単にインストールして了。でも Mozilla ってやはし重いね。というわけで、 Firebird にしてみた。こっちの方が軽くていいか。でも C-q で終了しないのはなぜ?
□[日常]iPod の容量
ふと気になった。現在のところは全部で2054曲、6.8GB。20GBで4000曲というふれこみだった気がするが、それよりずっと入りそうだ。
計算してみると、一曲あたりのサイズはおおよそ 3.39MB。大雑把に言って平均3分ちょっとくらいってことかな。 iTunes の表示を信じるところによると合計で 5.1 日。こちらで計算すると3分35秒と出たので、まあ概ね正しいと見てよさそう。これってやはり短いかな? まあ、ワンコーラスで終わっちゃう戦隊モノの挿入歌とか、ファイナルファンタジーのサントラに入ってたジングルとか(7秒くらい)極端なものもあるしなあ、と思ったけど一方には山本正之の20分の曲とかもあるわけで、要するにおおむねこんなものなんだろう。
20GBというが iPod にだってシステムの領域があるわけで、利用できる容量は18.5GB くらいらしい。これで計算してみると一曲あたりのサイズは約 4.7MB。一曲平均5分弱の計算か。
オチはありません。
□[コンピュータ]タネンバウムの分散システム本
の邦訳が出てましたね。や、買いませんけど。
それにしても彼の本の表紙は、なんというか、ある種センスに満ち溢れています。そのユーモアのセンスというかナンセンスにはいつもいつも感心します。
今回の表紙は
amazon.co.jpのやつがなんとか識別可能でしょうか。
ところどころにうすぼんやり書いてあるのが微妙なジョークの数々です。たとえば、一番手前の黒人の少年を指す2つの矢印のところには Fault Tolerant とか書いてありますし、その手前の管は stream、奥のタケコプターモドキをつけて飛んでる人は Mobile Agent、といった具合です。
微妙とか書いてますがなんだかんだ言ってけっこう好きなんですよね、このセンス。大きな書店の専門書の棚で、是非とも確認してみてください。
via
羊堂本舗
こういう発想はなかったなあ。わからない人は
このポスター を参照。
何か文字を入れたあとで ^D を(二回)入れて入力を終了するとプロンプトが無限に表示され、 ^C で止めなければならなくなってしまいます。構文解析の途中で入力がなくなってしまうからでしょうか。
ちょっと試してみたところ、 ruby-1.6.8 ではこの問題は発生しませんでしたが、 ruby-1.6.7 では発生しました。謎。
ところで、他のインタラクティブなシステムはどう処理しているのか、気になったのでいくつか調べてみました。
- Gauche/guile: そこまでの入力を評価して、評価を終えたら次のプロンプトに移る。何も入力がない時には終了する。
- hugs/ghci: 入力途中だと ^D を無視する(ビープを鳴らす)。何も入力がない時には終了する。
- OCaml: 入力途中だと構文エラーを返す。何も入力がなかったら終了する。 ledit 使用時には入力途中だと無視される(何も入力がなかった時に終了するのは同じ)。
よく知らないんですが、こういう挙動って言語仕様の一部だったりするのかな。
あ、 sh も wish も gauche/guile と同じで「そこまでの値を評価する」ですね。こりゃ知らんかった。でもまあこれが普通の仕様なのかも。 bash はちょっと違っていて、 hugs/ghci と同じく入力途中だとビープを鳴らすっぽいです。一方、 csh/tcsh/zsh は(対話的システムでは) ^D が「補完」に割当てられているのでこの問題は発生しませんね。それでも (t)csh は行頭の ^D で終了しますが、zsh は設定で終了しないように設定していたため(setopt ignore_eof)、全然終了させてくれませんでした。
上記のを試すために ghc をインストールしたのですが、これが大変でした。
以前にも似たようなことを書きましたが、まあでも今更巨大なシステムであるとか時間がかかるとかはいいんです、この際(マシンも速くなって気にならなくなったし)。
一番困ったのは、 GHC じたいが GHC(でなくても良いがともかく Haskell のコンパイラ)によってコンパイルされるということ。で、そのためにブートストラップな GHC が必要になるのですが、これはちょっと納得できません。最初に入れるときは予めバイナリでインストールする必要があるというのはちょっと。なんでそんなものが必要なのよ。
困ったなあ、納得いかんなあ、と思ってふと気付いたのですが gcc も同じ原理ですな。そう思ったらとたんに許せたから不思議。
結局、 FreeBSD ports の入れ方を参考にしつつ、ブートストラップなものを展開して設定し、そちらを指定するようにしてコンパイルしました。
でもその辺りの記憶がぜんぜんないんだけど前にビルドした時にはどうしたんだったかなあ……。
それにしても新しいマシンでは hugs や ghci の起動がびっくりするくらい速い。これくらいなら bc 代わりに普通に使ってもストレスないよな。
□[読書]林譲治『記憶汚染』
面白い。これは面白い。
一口で内容を紹介するのは難しい。情報化が進んだ近未来、主人公は弥生時代の遺跡の発掘をしている。ところが調査をしていたところ、地中にあるのは謎の文字が刻まれた皿のようなもの。しかし、いざ掘り出す前に爆破されてしまう。誰が、何のために?
もう一方の主人公は、画期的な人工知能を開発し、その研究に従事している。ところがある日、この人工知能が奇妙なふるまいをし始める。
両者の交錯するところにある真実は、言ってしまえばありきたりだがそう言いきれない何かがある。アイデンティティにまつわる問題は上手く書けているし面白い。
一方、本書の主眼のひとつは近未来描写。他の林譲治作品ともかなり似た偏向があるのでたぶん作者の趣味だが、テロで荒廃した日本、完全な情報化社会、認証とアイデンティティなど、こっちも非常にいい。
いやしかしそれにしても、 Stallman も Raymond も Berners-Lee も皆アレだったとはなあ。いくらなんでもそりゃ無理ってもんだろ……。この部分、さすがに頭が真っ白になりました。なんてしょーもないネタだ。
欠点1。相変わらず「人間が書けてない」。しかし、これまでの諸作よりはずっといいし、僕はそれほど気にならなかった。そんなことをいちいち気にすることもないほどのSF的な面白さが本書にはあると思う。
欠点2。ともかくタイトルが悪すぎる。これじゃあ読む人も減るわい。
というわけで非常にお勧めです。
行ってきました。それにしても馬鹿みたいに暑い11月。あと堺三保さんに久しぶりに会う。本当に痩せていてびっくりした。なんて書くと失礼にあたる気もするが、でも本当にみんなびっくりしていた。
1コマ目は若島正と大森望による対談。「スタージョンは訳しにくい」という話に収支していたような。あとは何が好きかとか。お二人は好きなスタージョン作品にだいぶ違いがあるとか。
2コマ目は大野万紀司会による野尻抱介×小川一水対談。噛みあうようでまったく噛みあわないこの二人が、お互いの差異を確認する作業のようだった。面白い企画で、会場も何度も沸いていたが、ナナメ前に座っていた冲方丁が一番ウケていたのがなんだかとても面白かったのは秘密だ。
3コマ目はその冲方丁インタビュー、インタビュアーは三村美衣。冲方のできるまでを一通り話す内容で、ネパールの話が面白かった。0080を英語に訳すとか。
合宿は「若者の部屋」→「テッド・チャンを語る部屋」→「海外未訳短編紹介」→途中で抜けて大広間へ→「ヴァーチャル読書会」→大広間という流れ。
若者の部屋が深刻な人数不足に悩んでいる、という状態はけっこう危ういのではないだろうかという気がする。しゃべることもあまりなくなった時に様子を見に来た人が、手持のビデオを上映するかということで何故か上映会になっていた。ウルトラセブンの第12話とか。
テッド・チャンを語る部屋ではテッド・チャンを語った。
海外未訳短編紹介は、途中で疲れたので退出。休憩ののち、他の部屋を見て回って面倒なので大広間へ。酒などを補給。
ヴァーチャル読書会は司会をタカアキラ・ウさんが担当。ネット系な人だけウケる小技が効いた
レジュメが愉快。かなりとんでもない本になったが、なぜか最後はちゃんとまとまっていた、気がする。
短篇集としたことで、いろんな人が話しはじめるきっかけになったこと、全体の流れを変えるのが容易になったのが成功したところだが、一方で各感想が全ての短編の紹介をしているわけではない(あたりまえだが)構成になっているため、一貫性を保った発言をするのがちょっと大変だったように思う。
や、でも面白かったよ。
ちなみに小技のうちコピペによるものも多いのだが、トモユさんのはは自作らしい。傍目にはかなり上手いように見えたが、本人の目にはちょっと外しているところもあったもようで、添削していたのが面白かった。
そのあと、また酒を補給したのち、5時くらいまでダベって睡眠。
翌朝はからふね屋に行ってダベって、なぜか本屋に寄って、なぜか酒屋に行って焼酎を買い、それから帰還。
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土踏まず日記
これは笑った。確かに名言。
スレイヤーズが好きだった10代、Vガンダムが好きだった10代、林原めぐみが好きだった10代、合言葉は bee だった10代、他にもいろいろありそうだが暴露話は嫌いなので以下略な10代。
まあ自分自身の若さゆえの誤ちですからな。認めたくはないものだ。いやはやまったく。
というわけで笑うしかないのだった。
amazon.co.jp の「おすすめ商品」が面白いのでたまに閲覧している。面白いのは、全く無関係なモノが出てきたり、逆に関係するものが出てくるからなのだが。
まあ関連商品が「Amazon.co.jp オリジナルブックカバー」だった時には「さすがにそれはないんでは?」と思ったものだけど。
さて、今日も今日とて本のオススメを見ていたら、噂の『
CPUの創りかた』が出てきた。それはまあいいとして、問題はその理由だ。
この商品が購入または評価されていたからです……『懐かしい未来』新居昭乃『鉱石ラジオ』新居昭乃『降るプラチナ』新居昭乃。この商品を買った人はこんな商品も買ってます……『花のかたち』新居昭乃『パルムの樹ミニサウンドトラック』新居昭乃。
なんてこった。
そうそう、新しいマシンには CD-RW と DVD+RW のドライブが載っているのだった。というわけで、CD-Rを試してみた。といってもそもそも、どうやるのかすらよく知らない状況。調べるところから始めないといけない。
Unix 系ツールでは
cdrtool というのがある。ISOイメージ作成から実際の「焼き」の作業までのツールをまとめたものだ。さっそくインストールし、いろいろ試すが上手くいかない。
実は cdrtool では CD-R や DVD-R のデバイスは SCSI デバイスを前提としている。なので、 ATA に接続された CD-R をそのまま利用することができないのだ。 Linux や FreeBSD では(Solarisでも)、 ATA デバイスを仮想的に SCSI デバイスとして扱う仕組みがそれぞれあるので、それを使うらしい。
面倒だなあ、と思っていたら、 FreeBSD には 4.x から
burncd なるコマンドがあることがわかった。 ATAPI CD-R/RW のメディアを焼くための(それだけじゃないが)コマンドだ。
もっとも、 burncd は ISO イメージが作成されていることが前提である。これを作成する mkisofs は、上記 cdrtool に入っているので、インストールは全くの無駄というわけではなかったようだ。
テストはとりあえず完了。でもまだ自分自身でしか読んでいないのでこれをもって完成とするかどうかは微妙。
ところで、この burncd のマニュアルを読むとわかるが、 DVD+RW にも対応しているらしい。
ここの記述ではかなり怪しいレベルのようだが、これは 4.7 の時点の話。最新の 5.1 のマニュアルでは記述も増えているし、少なくとも多少はマシになったんだと期待したい。でもメディアが高いから、あんまり試す気にはなれんなあ。
□[読書]長山靖生『若者はなぜ「決められない」か』
どうでもいい瑣末なことだが、本書はタイトルの疑問には答えない。それを期待するオジさんにとっては、はっきり言ってどうでもいいことばかりが書いてある。
代わりに本書が示すのは、フリーターの実像(あるいはそれにかなり近い像)であり、それがこの日本においてどのように形成されてきたかという論である。
説得力に富む議論であり、モラトリアムにある身としてもいろいろ考えるところはあった。どの世代の人間が読んでも、自分なりに思うところを見つけられる類の本であると思う。
オタクとフリーターには一読をお勧めする。
□[TV]爆竜戦隊アバレンジャー 第36話
トリケラが人間になった! なんで? 一方そのころ、敵は「人の内なる願望を(幻によって)叶える」という能力をもつギガノイド「奇跡」によって、秘かに計画を進めるのでした。
まーアバレだからこんなもんでした。自分の能力をもっと上手くつかえよ……とか思わないでもないんですが(たとえば「アバレンジャーが勝利した」幻とか、脱出できたことにする幻とか云々)、そんな話やられてもね。
最後は夢オチだと思ってたのですが違いました。その方がテーマ的にはいいと思うけどな。ただ、物語全体の流れとしては、作品内時間も進めなきゃならんし、伝説の鎧の人も出した方がいいだろうしってことも含めての判断ならまあ仕方ない。
□[読書]藤田雅矢『星の綿毛』
美しい。
いつ、どこの事かもわからない世界。〈ハハ〉の生み出す豊穣の大地にしがみついて暮らす「ムラ」と、砂漠の中の「トシ」に分かれ、人々は住んでいる。その間をつなぐのは、トシから「ドウグ」をムラにもたらし、逆にムラからトシへ食料を運ぶ交易人だ。
ニジダマはムラの住人だが、ムラには馴染めず、どこかトシに憧れる。そんな時、ふとしたことから交易人について行き、トシへと旅だつことになるのだが。
明かされる謎はいささか陳腐なものだが、そこから現れる光景は非常にいい。生み出されたビルやシャトルの描像やその崩壊、海といったものの凄さ。最後の星の綿毛。
ただ、最後は無理にこんなオチつけなかった方がよかったんじゃないかなあ、という気はする。
□[読書]山本弘『神は沈黙せず』
著者自身による宣伝ページ
「とりあえず読んどけ」と、とりあえず言っておきたい。
超常現象、宗教、神の実在、人工知能、エトセトラエトセトラ。これらが散りばめられながら、本書は進行する。そこから立ちあらわれる、神の実在。その正体と目的。
これと並行して、2010年から数年の日本の姿も描かれる。ここに描かれる日本や世界の描写も非常にいい。確かに荒唐無稽ではあるけれども、なんというんだろう、リアルではないがリアリティを感じるというか、うまく言葉では纏められないが、面白い。
それから、繰り返し現れる「大衆」の愚かさ。「人は自分が信じたいものしか信じない」というテーマ。
これらの物事が、圧倒的な物量によって示され、本書に厚みを与えている。
いや、面白かった。非常にいい。傑作です。
しかし、読んでいてひっかかったことがひとつだけある。それは「資料に淫しているのではないか」ということだ。物語上はかなり些細なことがらであっても、本書ではかなりの説明が行われている。それは、上でも述べたように、本書の内容にも厚みを与えているが、物量的にも厚みを与えている。「もっと減らした方がいい」などと安易には言えないが、果たして本当に必要なものばかりだったのか、疑問は持った。
ちなみに、人工知能/人工生命系の描写はほとんど誤りはないと思う。あまり解説することもないだろう。
via
土踏まず日記
綺麗にまとまってるけどなぁ…………。
やっぱ T&T における(全く後進に影響を及ぼしていないけれども)偉大な発明といえばモンスターレートであるはずで、 MR に言及ないものなど T&T とは認めぬ! 断じて認めぬわ。
まあ基本的にマスター視点だから仕方ないんだけどさ。いやでも僕、 T&Tはほとんどマスターしかやったことないけど、MRは好きだな。
□[映画]キル・ビル vol.1
おかしいよ! おかしいデスよこの映画!
もうなんつーかね、こう、うーん、あー、もうどこからナニ言っていいんだかわかんねー。
友達と一緒に観に行ってゲラゲラ笑うのが吉。