2001年11月後半
スパムメールが来た。
まあそんなことは毎日なので、一々書くほどのことじゃあないのだけど、このスパムはちょっと面白い。というのは「このメールはスパムではありません」と明言されているのである。
ところでスパムメールの定義ってなんだろう。個人的には勝手に考えているわけで、いちいち文章化するとすれば「不特定多数を対象としており、受信者にとって不要でかつ受信者にその意思のあるなしを確認せずに送られるメール」というところだろうか。
でもそれがどういった定義であるのか、はちょっとわからない。調べてみればすぐわかることだが、「SPAM」てのはアメリカにある肉の缶詰のこと。それがどうしてこういう用語に使われるようになったのか、については実は諸説があってはっきりしないらしい。まあ、世の中そーいうもんか。
で、肝心の定義はちゃんとはなされていない様子。だいたい上の表記で間違いはなさそうだが、個々人が勝手に説明しているくらい。だいたい共通する概念としては、スパムか否かは受け取り手が決める、ってことくらいかなあ。
というわけで、結論を言うと「このメールはスパムではありません」という自己言及には意味がないということなのでした。いちいちしつこいですか。
今更ながら、清水良英『激突カンフーファイター』を読んだ。第12回富士見ファンタジア大賞(もう12回か……)の準入選作。はっきり言って、もうめちゃめちゃ。
あらすじは存在しないので何も語ることができず、そこにあるのは、ただ不条理な世界のみ。ただただ、異常なキャラクターたちが、ただただ不条理にボケ続ける。ただ、それだけ。本当にそれだけ。そして本当に、それだけで一冊の本になっているところは、凄い。
凄いけど、でもあんまり面白くなかったなあ。なんでか、というのをあえて言うほどのことではないのかもしれないけど、言うなればボケしかないのよ。ツッコミは読者が入れるわけ。でも、この異常な世界で、個人的にはなかなかツッコミを入れるのは厳しい。そんなわけかどうかは知らないけど、ツッコミを入れればいいのか、流すのがいいのか、正直よくわからん。
あと、基本的に僕はとても流し読みをする質なので、読んでいて「あれ?」と思うと、すぐ読みなおす。そんなわけで、作者がどれくらい考えて書いているかはわかったけど、面白味は逃げてしまうのだった。これが理由の二。
そんなこんなで。富士見としても異色だろうし、あんまし売れなかったんだろうなあ。手元のこの本は、1月25日初版。帯の謳い文句は「燃える夏にはコレを読め!」で、買ったのはついこないだだから11月。無常だ。
S-Fマガジン1月号。今号から、1ページ目のイラストが増田幹生に変わった。コラムもいくつか新連載となり、心機一転、というところだろうか。
さて今号は、2001年度・英米SF受賞作特集ということで、3本の作品が載せられている。
デイヴィッド・ラングフォードの「異型の闇」は、二種類の闇に包まれた謎の世界が舞台。その世界で、主人公たちがやっている奇怪なゲーム。なぜ二種類の闇が存在するのか、このゲームはいったいなんなのか? これは面白い。さすがはヒューゴー賞、と言っておくか。今号のイチオシ。
スティーヴン・バクスター「シーナ-5」。地球は破滅の一途を辿っていた。そこで、宇宙資源獲得を目指して、NASAが宇宙船の打ち上げを計画する。ところが、ふとしたことからとんでもないことになっていく……という粗筋でいいのかな。シリーズものの開幕となる作品らしいので、この作品単体で評価して賞を与える、ということに疑問を感じはするが、バクスターらしい面白さにあふれた作品。結構面白い。
ルーシャス・シェパード「輝ける緑の星」は、近未来のベトナムが舞台で、サーカスの一座の少年が主人公。父殺しを宿命づけられた主人公が、悩みながら成長していく姿を描く中篇。個人的にはそんなに面白くはない。退屈ではないのだけれど、何かちょっと違う、という感じがする。ラストのオチは、驚く以前に混乱したんだけど、あれちょっとわかりにくくないすか?
あと今号は読切りで米田淳一「ブローアウト」が掲載。うーん、やっぱこのシリーズは肌に合わないっす。世界観は、正直凄いと思う。本当に色々調べて、その結果を使っている気はする。するんだけど、なんかその世界観に溺れている印象を受ける。「女性型の無敵な戦艦」という設定を生み出すために付随してあれこれ考えた、その考えが楽しくて、それをただ書いているだけのように思えるんだがな。
連載二本は、さすがに感想書くのが苦しくなってきたので省略します。ちゃんと楽しく読ませていただいております。
あと今月はReader's Storyが面白い、というか僕好み。『プラネテス』にでも影響を受けたんかなあ、という気もするけれど、本質的に僕はこーゆー話に弱い。わかりやすいですね。
ところでこの
テキスト学園人物辞典って、シュミ特大辞典?とか思ってしまうんですがどーなんでしょう。まあその割にアミバがいないけど。いたら「自覚的にそれをやってる」とわかるんですが。
それはともかく、ここ読むまで「ラブ・クラフト→愛・蔵太」というのに気づきませんでした。そうだったのか……。心底驚いたつーか気づかなかった。
ありがたいもので当サイトも30000ヒットにこぎつけました。まあそのうちの大半は直接の知り合いなので、ネットだから、というよりは、単純に長続きしたなあ、というところなのではないかと思いますが、こーいうキリ番、という奴は自分は大好きなのであります。
ところで、そうである以上、誰かがこの30000という数字を踏んだわけでありまして、そいつは一体誰なのだ、どういう奴なのだ、というのが気にかかるのも当然のことと言えましょう。
一体誰なんでしょうか。
ここだけの話、それが誰なのか僕はもう知っているんです。特別に、あなたにもお教えしましょう。
それは実は僕なのでした。やれやれ。
金庸『越女剣』。金庸には珍しい中短篇集で、中篇一本と短編二本が収録されてます。
「白馬は西風にいななく」(白馬嘯西風)は、異色の中篇(嘯の字の傍は旧字体が正しい)。異色というのはその陰鬱な雰囲気と、舞台のため。舞台はカザフ民族で、主人公は恋破れた少女……なのはいいんだけど、個人的にはそんなに面白くない。「どうせこんな展開なんだろうな」という展開のまさに予想通りだったら、最後にちょっと捻られました、という具合なので、ちょっと無理をしただけのように思えてしまいました。オチもなあ。あと馬は長生きしすぎじゃないですか。それともこんなもんなのかなあ。
二本目の「鴛おう刀」(「おう」は央の下に鳥の字)は、もう何のヒネリもなくいつもの金庸、という風情。持った者は天下無敵になるという武器、鴛おう刀を、いろんな人がおっかけるというにぎやかな話。でも最後の一人語りはないんじゃないの。やっぱり金庸の話を短編でやる、というのは無理があるような気がする。オチは、らしくて結構好き。
最後が表題作の「越女剣」で、これは春秋戦国時代、臥薪嘗胆の逸話をもとにしており、越王勾踐の下の范蠡を主人公にした物語。呉の国の武力は強く、攻めがたいと思われていたとき、在野に剣の達人である女性を見いだして……、というはなし。まあ、このあらすじだけで理解した話とはたぶんぜんぜん違うと思いますけど。時代も古いし、いわゆる江湖の人間は出てこないというあたりは異色だけど、あんましそんな感じもしない。史実に従わなければならないためか、ラストのパンチが今ひとつ弱い気がします。
それにしてもつくづく思うけど、中国の作品を紹介するのは骨が折れます。漢字も目を皿のようにして探さなきゃならないし、それどころか存在しない漢字もごろごろしてるしさあ。
行きはなんともなかった自転車が、帰宅時にはペダルを漕ぐ(or逆転させる)とカタカタ鳴るようになってしまった。きっとどこかが引っかかってしまってるだけなんだろうが、外からはわからず。
気にはなるが、とりあえず支障はないのでそのまま使用。でも気になる。
風野さんとこの
Headshrinker's Cafeって国際的だなあ(笑)。韓国人とロシア人が、日膜でコミュニケートする場があろうとはね。
ちなみにその風野さんの
読冊日記11月26日でも引用されているSFサイトチャートですが、出張版ダサコンの部屋で決まった版(それほどイジられていない版)が
DASACON5.5sp1@京フェスで確認できます。
自己申告版と
出張版ダサコン参加者によって好き勝手にされた版。
小太郎さんの回答は僕がターゲットだそうなので、答えてみます。というか答えたいし。『かめくん』のノミネートに関する話って、あんまし見かけませんね。僕が巡回してるサイトが偏ってるだけかなあ。
- (1)北野勇作著「かめくん」が小松左京賞に落選して、日本SF大賞の候補に上がっているのをどう思いますか?
- 賞としての性質の違いじゃないかと思います。……って答えはつまらんかなあ。まあ今度は賞を逃さないで欲しいですね、いちファンとしては。
- (2)私としては、『「かめくん」はファンタジーである、だからSF賞である小松左京賞は選外で、どちらかというとボーダーレスなジャンルも含めてこれまでの受賞作を決めてきた日本SF大賞には候補に上がってる』と理解しているのですが正解でしょうか?
- どうなんでしょう? 個人的には「かめくん」はガチガチのSFだと思うのですが、小松左京的ではない、ということなんじゃないでしょうか。平谷美樹あたりを読んだことがないので、ちょっと判断がつきませんが。
- (3)小松左京氏に「小松左京賞を外した「かめくんいるのはなぜですか?」と質問できますか?
- 「なぜですか?」とは問いたくないけど「どう思いますか?」とは問いたい。けど、どっちにしても訊けません。小心者だから。
ってなところで。
昨日は動揺しながら書いたのだけれど、鈴木直人関連情報は
こちらで取得できます。10日は朝のうちに本屋に行かねば。
ゲームブック、という媒体は一種独特なものがあるのだけれど、僕はこういった作品形態を愛好しているのである。ゲームであり、書籍でもある。それは本来的には、TRPGという作品形態を解説するためのものとして発生し、発達してきたものだ。
TRPGというのは、御存知の方も多いと思うが、なにをどうするのか、というのが非常にわかりにくい。そこで古いTRPGでは、実際のゲームの流れをパラグラフで分割して、説明するようなものがあった(今だったら「リプレイ」というものがあるのだが)。
そうしたものが、やがて発展していき、「ゲームブック」という形態で定着した(ふと疑問に思ったのだが、この「ゲームブック」なる用語は英語的に正しいんだろうか)。
まあそれはともかく、ゲームブックとしての面白さは、実際のゲームとしての面白さ、のみならず、本を読む楽しさが融合している点にある。よくできたゲームブック作者の作品というのは、その楽しさが見事な融合を遂げていて、それはまさにゲームであると同時に書籍でもある、まさに「ゲームブック」としか言いようのないものだ。
鈴木直人は、日本人作家ではその融合したところを書くことのできる、数少ない人間のひとり、だと個人的には思う。
なんか久々にゲームブックをやりたくなってきた。
さて、高瀬彼方『
カラミティ・ナイトII』(角川春樹事務所)
ちょっと前に「感想を書く」と書いてしまったために書いているのだけれど、正直言って、どういう切り口で攻めればいいのか、ちょっとわからない。もう完全にシリーズ化していて、しかも途中なので、何をどう書いたものやら。
ただやっぱねえ、高瀬彼方はヤングアダルト作品の書き手としては非常に「上手い」と思います。他に彼の作品では『天魔の羅刹兵』を読んだけど、ある時期のヤングアダルト作品を、ずっと読んできた作家なんだろうな、という印象を感じる。そういう作品の、なんというんだろうな、エッセンスみたいなものを自分の中にとりこんでいて、そうした作品(具体的には挙げにくいけど……)を正統的に継承したような感じ。
この人の作品はきっと、すごく好き嫌いが分かれるんだろうな、と思う。嫌いな人は徹底的に毛嫌いするか、そこまで行かなくても何が面白いのか、まったく理解できないんじゃないかなあ。好きな人は、特に根拠はないけど、でも好き、と発言したくなるんだろう。
ちなみに僕は割と好きです。
試練かよガオゴッド! とツッコミを入れざるをえなかった。まあ、今週のエピソードが始まった瞬間に、その展開は読めたのだが……。もう一週引っぱろうよ、この話で。天空島はぜんぜん滅んでないじゃんさ。
本心を言えば、ここから最終局面に向かっての展開なのかと思ったのだけれど、それは考えすぎだったのか〜。次週は何事もなかったかのようにユルい展開の模様。まあ、まだクリスマス商戦だからな。
『サイボーグ009』は作画的にもエピソード的にも持ち直してなにより。
『ワールドプロレスリング』を見てて、以前よりずっと気になっていたことがあるのだが、獣神サンダーライガーの入場時、観客が手拍子をしていて、まあそれ自体はむしろ自分もやるくらいの気持ちなのだけれど、手拍子と曲のテンポが合ってないのは何故なんだろう? しかも、いつも合ってない。ああっ、気になる〜。
さて、たんけんぼくのまちと題して今日は渋谷へ。(
第一回、
第二回)。……の前に、綱島の飽でいろいろ購入。それが終わったところで、綱島街道を東へ。武蔵小杉駅近辺の「ラーメン二郎」で腹拵え。小杉の二郎は、圧倒的にヌルく、油が足りないことは既に知っていたので、今回は「にんにく・やさい・あぶら」で挑んだが、大差なく、落胆した。
それはともかく、そこからさらに東へ、途中で中原街道と合流し、多摩川を越えたところで環状八号にシフト。さらに行って、国道246号を東に行き、渋谷までつっぱしった。Book 1stで本を購入し、帰るときに思い出したように時計を見て、4時。意外と時間はかかってない感じ。
そこから、今度は自由通を経由して帰宅。印象としては片道1時間半弱といったところか? 行って行けない距離じゃないね。ただ、用事があるときは帰りに後悔する気がするので、用事のあるときには自転車で行けないというジレンマが、そこには待ちかまえているのであった。
SFマガジン1月号。まだ全然読んでないが、これだけ書いておこう。「SFファン活動を考える会」12月の会合は12月16日の昼、場所は渋谷の勤労福祉会館、ゲストは阿部敏子さんと小浜徹也さんで、テーマは「大学SF研とファン活動」とのこと。うーんなんか個人的にタイムリー。
追補。あー今日は改行が多いなあ。でも、この情報を知ったからには、書かずにはおられない。一介のゲームブック者であった人間として。
その情報は、僕には
銀河通信オンラインの掲示板である
星間宇宙船からもたらされた。そう。
鈴木直人が復活するというのだ!!
鈴木直人。僕は覚えている。「ドルアーガの塔」三部作のことを。「パンタクル」の独特な魔法ルールを。そして、「パンタクル」自体は、最後の迷宮で投げ出したという、苦い思い出を。まさか、その鈴木直人が、というよりもゲームブックが、新作出版される時がふたたび来ようとは!
正直、この驚愕をお伝えできる手段を、僕は持ちあわせていない。わかる人にはわかるだろうし、わからない人には絶対わからないだろう。それでいい。
僕はたいしてゲームブックをやっているわけではないが、絶対に買うだろう。買わなければ、始まらない。
京フェス2001レポートを書きました。
以前は、こういうモノをとりあえずなるべく早くアップすることを是としてきたんですが、考えを改めて(単に面倒になっただけ)、今まで時間をかけました。
まあ時間をかけました、っつっても別にじっくり時間をかけて書いたわけじゃあなくて、今の今までほっぽっていただけなんですが、まあそれはともかく。
出張ダサのときにちょっと言っていた御三家の「順序」の話もちょっと書いたので、そちらだけ興味のある人は
こちらからどうぞ。
端的に言うと、平均計算してみたら「小松・星・筒井」の順序になり、「アシモフ・クラーク・ハインライン」になった、という話です(この三人を挙げた人以外は考慮せずにやった結果の話です、念のため)。
「アシモフ・クラーク・ハインライン」の方はまた、この順序の人はすべて除いて計算したのにこの結果、というのが非常に愉快でした。
ああー! SFマガジン読者賞、出すの忘れてた! ぎゃふん。
いつもの連中とボードゲーム。我ながら、ようやるよ、この時期に。まあ皆そうではあるのですがね。
簡単な雑感。まとめてなにかのページをやるとしたら、その時に詳しくやるとして。
ラインハルト・シュタウペの『
シット!』は、好印象なゲーム。軽めのカードゲームなんですが、かなり面白い。もう何度か、遊びこみたい。プレイ適正人数は3〜4人か? 5人でもなんとかなるかも。6人は多すぎる気がするし、2人は違うゲームになってしまうだろう。
ローゼンベルグの『
バリ』。ローゼンベルグらしいヘンなところが出たゲームという印象でした。この人のカードゲームといえば『ボーナンザ』と『マンマミーア!』だと思いますが、どっちもヘンですよね。それ以上にこの『バリ』はヘンです。
ヘンというか、不思議なゲームです。ルールはちと繁雑なんですが、まあ覚えられないこともない。ところがこのゲーム、どう戦って、どう勝つのかがさっぱりわからない。不確定要素が強すぎる、というのが正しいのかなあ。
プレイ感は割に軽く、プレイ最中は楽しいんですが、どうも首をかしげるというか、不思議感の強いゲームであります。
そして先述した『
ボーナンザ』。かなりのシリーズが出ている「豆育てゲー」です。豆をまく。それを育てて、育ちきったら売ると金になる。やったのは割と久々でしたが、意外とルールがすっきりしてると感じて、自分の変貌に驚いた。まあヘンはヘンなんですが。
今回は序盤でこつこつと失敗を積み重ねてしまい、惨敗。むむむ。
最後にWalter Ziser『
パレルモ』。これはボードゲーム買い始めのころに買ったっきり、ほったらかしにしてたゲームだなあ。シチリアマフィアになって、上納金を集めるっつうゲームです。
まあやっぱり古いゲームだし、どうかと思える部分もあったりするんだけど、楽しいゲームであると再発見。そう何度もやりたいとは思えないけど、たまにやりたい……か?
ちなみに、感想は上記の「実録:食卓遊戯密着大膨発表廿四時」でも載せられています。より生の声、プレイ直後の声を聞きたければ、そちらをどうぞ。
風野春樹さんの
『エスコート・エンジェル』の感想がすごい。これは、この本を読んだ人はぜひ読んでみてください。やー、さすがは風野さんだなあ。
今日は大学には妙に人はいないわ、三年生は大挙して研究室に見学に来るわと、不可思議な一日だったが、メシを食いに行って気づいた。そうか、三田祭期間中なのか今日。すっかり忘れてた。
とはいうものの、夕食なんて大学のちかくで食べるのは研究室に配属された四年生以上がほとんどだろうから、それ自体はあの定食屋がガラガラだった理由にはなりえない気もする。やっぱちょっとわからん。
高瀬彼方『カラミティナイトII』を読了したのだが、面倒なのでまた明日、と備忘録がわりに。
「梅沢ゆかりのGo! Go! 囲碁!」を見てて、なるほど六路盤だと、本当にダイレクトに置けない場所ばっかりで「ありません」の状態になるのか、と目からウロコが落ちた状態。六路盤なんてちっちゃいのを使ってる理由はそこにあったのだね。
ヒカ碁効果で、大学でも(たぶん高校でも)囲碁部の増員が著しい状態になってもうだいぶたつが、認知度ってどんなもんなんだろう。僕はたぶん、一般人よりは恵まれた(と言っていいのかどうかは知らんが)環境だが、けっきょく囲碁は基本的なルールしか知らん。人間、家庭の環境だけじゃないよね。
久々にまた、囲碁にチャレンジするかなー。UNIX環境で手軽にコンピュータ対戦できる囲碁ってあるんかなー。
それにしても、こんな風に「囲碁の認知度」という面でいろいろある「ヒカルの碁」だが、そのなかでも異彩を放ってるのは「
ヒカルの碁カードゲーム」だろう。はじめてその存在を耳にしたとき、「えっ……『ヒカルの碁』って、囲碁だよね?」という阿呆な返答をしてしまった。というか、普通そうだよね? ね?
ほんとうにコナミはどういうつもりなんだろうか。買う奴の気も知れん(わけではないが、あんまし理解したくない)。
米田淳一『
<プリンセス・プラスティック> エスコート・エンジェル』読了。
主人公のシファとミスティにどれだけ感情移入できるか、それによって評価が変わる作品だと思う。個人的にはそれほど感情移入はできず、だから読後感としても「ふうん」というくらいでしか感じられない。
あと、妙にカッコつけた文章があって、それがまたいい人にはいいんだろうけど、ちょっと鼻につく感じ。
そんなこんなで、全般的に「味付けがちょっと好みじゃない」というレベルのマイナスの印象が積み重なって、こんな感想になりました、というところ。
表紙は緒方剛志で「こんなおねーさんが活躍する話なんだー」と思った人も多いかもしれないが、本当にその通りなので、期待した人は期待していいんじゃないかな。
そういう意味で、表紙を見て気に入ったら面白いと思うし、眉をひそめるならきっと楽しめない、という、「ジャケ買い」が積極的に推奨できる作品、だと思う。
大塚製薬による、関西限定の飲料があるという。
その名も、
マサイの戦士
である。
そのURLまで含めて、何かの間違いであって欲しいような名前だが、これはまったくもって本当のことである。
そもそもどんな味がするんだマサイの戦士。
サイトを読むとわかることだが、どうやら乳製品であるらしい。ということは、なんとなく味も、想像できんではない。
しかし、マサイの戦士である。油断はできない。
それにしても。
それにしても、なぜマサイの戦士なんだ大塚製薬。
なぜ関西ローカル販売なんだ大塚製薬。
なぜだ。
……通販は、12個一組、送料サービスで3,600円……か。
昨日が獅子座流星群のピークだったのか! 日々巡回するサイトはそんな話題でもちきりだし、研究室の先輩にも言われた。僕はそんなことも忘れて、眠りこけてしまった。あーああ。
幸村誠『プラネテス』二巻、ようやく買ってきて、読んだ。
あんまりいい評判を聞いた印象ではなかったんだけど、けっこう楽しく読めた。ただ、一巻の方が面白かったかも、という気はする。
今回の巻では、ハチマキによる木星往還船の搭乗員試験にまつわるエピソード、を通して、ハチマキによる宇宙観というか世界観が語られている。
全体を通して見ると、綺麗にまとまってはいるのだが、突き抜けたものをちょっと感じない。一巻もそうだったけど、「なんとなく良い」という印象を拭いさることはできない。今後この印象が消える気配もない。
ストーリー展開的にはあと一冊か二冊で完結しそうな気がする。
京都SFフェスティバルに行ってきたが、京都はやっぱり遠かった。
今回は、本会の企画三本は三本ともに面白かったし、合宿も出た範囲では楽しかった。合宿には、悔いも残ったが。
『
百獣戦隊ガオレンジャー』。そろそろラストのクールに向けて、話が急展開しそうな雰囲気。安心してバカにできる雰囲気、ではなくなる構えと思われる。それにしてもこのテーマ、どうせ胡麻化すんだろうけど、安易に解決させるのは問題があると思うなあ。
『
サイボーグ009』今週はイマイチな感じ。落下するシーンやチェスのシーンなど、テキトーな上に使い回し多し。ところで、今回はなんでこの三人だけで戦っていたのだろう。
気がつけば
京フェスももう明日ではないですか。気づくのが遅すぎですか。今朝方まで忘れてた。
交通手段をいろいろ考えていたのだけれど、結局この分だと新幹線か……。やれやれ。
SFサイトへ100の質問の101問目の質問へ追加分。これもまとめるべきだったなあ。今日はちと時間がないが、いずれやることにしよう、っと。
(前回)
- あなたはSFのために何ができますか?(ジョニイたかはしさん)
- うーん何ができるんでしょうか。買って、読んで、感想を書いて、イベントやって、というくらいしかできていないようです。
- ラジオドラマ(ドラマCD、朗読)化して欲しい作品はありますか?
- 連作短編でやりやすそうな『おもいでエマノン』とか。神林長平「言葉使い師」とか一瞬だけ思ったけど、やれるもんならやってみろ、って感じだよな……。
- カードキャプターさくらはSFですか?(kagamiさん)
- 見たことないし、詳しくは知りませんが、たぶん違うんじゃないかと思います。
- 名作と言われている作品で、良さの理解できなかった作品はありますか?
- バラード『沈んだ世界』『結晶世界』。だいぶ昔の話ですが、ティプトリー『故郷から1000万光年』は途中で投げました。それからギブスン『ニューロマンサー』は今だによくわかりません。『カウント・ゼロ』は好きなんですが。
- 自分が、SF(に類する興味)から「卒業」してしまう時が来る(かもしれない)と思いますか?(ダイジマンさん)
- 来るかもしれないと思います。
- 皆さんてオールタイムベストって決められるもんなんですか?ジャンル別とかじゃなくって。(中瀬みのるさん)
- 僕にはジャンル別でも無理です。
これ以上増えることはないと考えますと、結論としては回答者65名、回答者への質問40問。「SFサイトへ」と限定したことを考えると、そうとうな量が集まった、と言えるのではないでしょうか。