2001年4月後半

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インデックス
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4月30日 カナダは見えてきたか?
 SFセミナー特別編はつつがなく終了したようだった。なんかの評判もよいようだし。
 ソウヤーのサプライズバースデイパーティも大成功だったし、いやはやよかったよかった。終了後、なぜか先に帰ったはずの人達と同じ場所で酒を飲み、大いに騒いだ。
 心残りをいくつか書き連ねてみると、わざわざ作った「SFセミナー実行委員会」の名刺をソウヤーに渡しそこねたこと、というかそもそもソウヤーと全然話さなかったこと、本を持って行き忘れたのでサインをお願いできなかったこと、折角だから(日本語ではあるが)CJ4 私的レポートもプレゼントしたら面白かったかもなあ、などと思ったりしたこと。

 アフサンがまだ見あたらない。θkad さんは29日の段階で既に「八重州ブックセンターで見つけたから買った」とか言っていたが、ウチの地元書店や日吉駅の書店ではムリだったのか。

4月28日 明日のことで頭がいっぱい
 うぉ、もう明日かよ。てーか今日かよ、カナダ。いきなりもう直前だなあ。

 今日は、SF2001のスタッフ会議に出席させていただいて、そのあと飲みに行き、カラオケにも行ってきた。なんか最近このコースが多いなあ。学生には辛い出費ですよ。ボディブローのように効いていく。
「みろ、あの青ざめた表情……」
「! 金欠症か!」
ここのくだりはマガジン連載『はじめの一歩』のノリで。
 にしても、一昨日も言われたけど、そんなに僕の持ち歌は古いですかね? だいたいどこの大学SF研にもひとりくらいは僕レベルの人間はいると思うのですが。

4月27日 「妄想通」風に書くなら、言い訳〜ガンパレサントラ〜SFマガジン6月号
 昨日、更新を怠った顛末をかいつまんで書きますと、
SFセミナースタッフ最終打ち合わせ→食事→飲み→気がつけば3時→6時までカラオケ
ということになっています。まあつまり一言で要約すると不可抗力てことになりますか。飲みはのむのむさんのださん、尾山さんと僕の4人で、なんか延々と昔語りをされたような気がします。それだけではなかったはずだけど、そればっか印象に残りましたなあ。まあ僕は割とそういう「そもそもこれは……」という話を聴くのが大変好きな人種なので、面白かったんですが。

 ガンパレのサントラセットが届く。うあー、「突撃行軍歌」とか言うから、てっきり作中のガンパレード・マーチだと思っていたのに、単なるSランククリアのエンディングテーマかい! なんだよーそんなのってないよー。それがかなーり楽しみだったのにさー。アルファシステムよお。
 まあその一方でサントラは、良い具合にアレンジが効いてて、サントラとしては普通に良い出来なのだがなあ。

 SFマガジン6月号を読了。なんか感想あたりを書こうと思ったけれど、冷静に考えてみると、特に今号のような企画でいちいち感想を書くのもどうかなあ、と思ったりしたのでコメントは控えることにする。
 連載の『膚の下』。話が一段落ついたといった風情だが、このあとどういう展開になるんだろうか。これまでのところは全編これ議論といった趣きがあったが、神林のことだ、きっともっとずっと面白くなるんだろうなあ、と期待しつつ僕は読んでいる。

4月25日 SFM
 SFマガジン6月号購入。読み途中。
 今号の「日本SF全集[第一期]普及版」は、ぜんぜん読んだことのない作品ばかり。読んだことあるのは小松左京「コップ一杯の戦争」だけだった。
 最近、本屋に行っては『アフサン』の復刊はまだかなあ、と思っていたのだけれど、復刊は5月中旬とSFマガジンにはある。そうだったっけ? なんか勝手に思い違いをしていたようだ。

 訂正:山岸真さんよりツッコミのメールを頂きました。確かに、『アフサン』はちゃんと4月下旬に復刊されるようです。よくよく見たら、SFM 今月号の「5月の重版情報」には『アフサン』はなく、先月号の「4月の重版情報」にその名があります。じゃあなんで本屋にないんだ、という気もしますが、それは本屋が悪いってことで……。
 今月号の編集後記によると、5月3日のセミナーでも販売するようですね。
 以上、誤解なさった方も多いと思います。申し訳ありませんでした。

4月24日 『サイバーナイト』短評
 卒論のテーマが決まらない。サーベイを続ける毎日。正直言って、自分が何をやりたいのかもよくわからなくなってきた。

 昨日に引き続き、山本弘『サイバーナイト 漂流・銀河中心星域』読了。個人的には、前日譚の趣きがあるとはいえ、ドキュメント形式の描写が抑えた筆致を生んだ前作の方が好みといえば好み。
 そうは言っても、もちろん本作は、非常によくできたスペースオペラで、楽しめた。
 ただし、 RPG を原作としているというところが、いささかストーリー展開をそのようなものにしている、という点は指摘しておきたい。これは致し方ないことではあるし、むしろ山本弘はよくやったと思っているが、それでも、なんというか、ついつい判ってしまうのだなあ。そこが気になるというか鼻につくというか、玉に瑕でありましょう。

4月23日 いやあ山本弘はやっぱりいいね
 山本弘『サイバーナイト ドキュメント 戦士たちの肖像』読了。
 読む前はほとんど期待していなかったのだけれど、これが非常に良くできた小説で、面白い。もともとはゲームの設定紹介のために書かれたもので、それを活かすためにドキュメント形式をとったのだが、この描写が実に成功している。
 あまりに面白かったので、学校からの帰りがけに古本屋に寄り、このシリーズをとりあえず揃えた。続きはこれから読むことにしよう。
 にしても掲載誌が「マル勝PCエンジン」というのは、誌名といい機種名といい、時代を感じるよなあ……。

 で、そのとき脇にあった『ギャラクシー・トリッパー美葉』の1巻と3巻を購入。まあ一度読んだことはあるけれど手元になかったので、という理由での購入なので、2巻がないのはあまり気にしないことにする。そのうち手に入るだろう。
 それにしてもなつかしいなあ、と感慨にふけりながらページをめくって驚いた。
 『美葉』の1巻の章タイトルって、(たぶん)ぜーんぶアニメソング(というよりこれは全て特撮のか?)のフレーズじゃないか。前読んだときには全くなんにもぜんぜん気づかなかったなあ。思えばあれから成長したもんだ。
 でも半分以上は元ネタがわからない状態なので、まだまだ精進が必要ということだな……。

4月22日 瀬名アンケートの思わぬ効用
 瀬名アンケートようやく書く。結構しんどかったなあやはし。しかも一回、書き終えてさぁ投票しようと思った瞬間、自分の手違いでそのブラウザを終了させてしまってショック大だったとか、そういう細かい事情もあった。
 締め切りは明日なので、ぜひ皆投票しましょう。
 このアンケートはしかし、自分のなかでの自分のSF観を見直すきっかけみたいなものになったのかもしれないなあ。自分のなかの「SF小説」のイメージなんて、考えれば考えるほどにわからん。答えてみて、わりと自分では納得がいっているけど、でもこれでいいのか、という気もする。

 山本正之『遥かなる日本酒ライス』ゲット。相変わらず。しかしこの「遥かなる日本酒ライス」だけはライブ収録? なんてこった。その場にいなかったためにわからないのが非常に悔しい。

4月21日 復刊ドットコムの票数
 復刊ドットコムというサイトの存在を御存知でしょうか。
 既に絶版となった本に関して、ネット上で集計を取り、ある程度の票数がたまったら、サイト運営者側が出版社と交渉してくれるという、なかなか面白い趣向のサイトです。賛否はそれぞれでしょうが、純粋に読み手の立場からすれば、まあ復刊してくれるというのがうれしくないわけがないわけで。
 ところで、票数を公平にするためにも、アクセス制限は必須事項なのはおわかりいただけると思います。要するに、「一人一作品一票」という原則が守られなければどうしようもないわけです。
 ところがですよ。
 なんか非常に安易な抜け穴を発見してしまったんですが……。
 というのはですね、この復刊ドットコム、どうやってユーザを見分けるかというと、単純に cookie を使ってるんです。
 すなわち、一人に与えられた票数は、手持ちのブラウザの数に相当してしまう、とまあこういうワケなんです。今の僕だと5票です(研究室と学校を加えれば7票か)。これはさすがにちと多いでしょう。
 普段の僕なら、そーゆーことをきちんと指摘しつつ、自分も票は一票のみ活用するのですが、今現在、僕は投票しているのだが、出版社への交渉実現まであとちょっとの『ムジカ・マキーナ』て本があるのです。
 さぁ、どうしよう……。

4月20日 一点豪華主義という観点から眺めた牧野修と瀬名秀明、森岡浩之
 カナダSFの方の参加者があんまし集まっていないらしい。生のソウヤーも見られて、しかもバースデイパーティまでやろうってんだから、豪勢なもんで、いやむしろ参加して当然というかなんというか。
 瀬名アンケートは、別にSFファンとかそういうこととは関係なく答えるべきものであるらしい。ああ、でも僕もまだ答えてない。今週中だっけ……。

 友人の勧めで『ノワール』を見た。うーむ、キャラデザインがイマイチだなあ。雰囲気は割といいんだが。あと個人的に三石琴乃はあんまし好きではない。
 まあでも継続して見続けようとは思った。今期のアニメはこんなもんかのう。

 牧野修『アロマパラノイド 偏執の芳香』読了。なにか、読む時期を間違えたような気分。この前の『Brain Valley』と同じくアブダクションと神を絡めたテーマで、読みながら「なんで俺こんなのばっかし読んでるんだろ?」と思えてしまった。
 もっとも著者が牧野修と瀬名秀明ということからもわかってしまうが、両者は着眼点から料理法から仕上からなにからなにまでぜーんぜん違うんだけど、なにかそういう表層がちょっと似ていたのが敗因か。
 個人的には『アロマパラノイド』は面白かった。なんかだんだん無茶だが、なんというかこの電波電波した内容は、並の作家には無理で、さすがは牧野というか、そこが良かった。
 ここでふと思いだしたのだが、やっぱり自分としてはいわゆる「一点豪華主義」の方が性に合っているっぽい。先月のダサでちょっと話題になったアレだけど、やはり自分は何かひとつ突出してると、割と許せてしまう質なのだろう。そんな気がする。
 一昨日、森岡浩之の『夢の樹が接げたなら』を読んで、そこに収録された短編はどれも面白いと思いはしたのだけれど、どれもこれも、興奮し、他人に勧めたり何か語りたくなる気にはなれなかった。
 思い起こせば、収録された短編は、どれもそつなくまとめていて上手く、面白いのだけど、僕的観点から言わせてもらえれば、突出した何かを持たなかったのである、きっと。
 『アロマパラノイド』は、いろいろあるがやはり電波な著述部分とかで「スゴい!」と思えてしまってそこが良かったのだけれど、『Brain Valley』はどうも、ひっかかりがなかったのだなあ。面白いとは思うんだけどなあ。

4月19日 新世紀SFってあんまり見かけないような気がするなぁ……
 ふと思ったのだが、ハルキ文庫の新世紀SFシリーズはどこへ行ったのだろう。
 どこへ行ったのだろう、という表現はちょっと言いすぎかもしれないが、なんかネットを見回してもそんなに話題となった記憶がない。せいぜいが林譲治『侵略者の平和』くらいのような気がする。
 まあそれは、見渡しているのがSF者のサイトばかりだから、という気もするのだが、あんまし書店でも見えない気がする。
 去年のSFセミナー、まあつまり1年くらい前に角川春樹が「これからの時代はSFだ!」とぶち上げて、「ほんまかいな」とその場にいた全員が思ったものだ。それから半年くらいしての9月に新世紀SFが出たときには「なるほど」と思ったものだが……。
 同時期に徳間から刊行されたデュアル文庫の方は、SF路線でヤングアダルトという傾向は同じながら、定期的に刊行をつづけ、ある程度の地位を獲得した感がある(個人的見解ではあるけれど)。
 なんか書店でも数が少ない気もする。どうなんだろうか。
 角川春樹の第一直感は胡散臭いが、でもまだ巻き返してほしいなあ……って実刑判決が下ったんだったっけあの人……。

4月18日 ガオレンジャー、凄まじいばかりのヘタレぶり
 ガオレンジャー。それにしても、なんかふと冷静になってみると、毎回感想を書いている気がするな自分。こんなことでいいんだろうか。
 今回はワケわかんなかった。謎の双子が聖獣というのは別にいいのだけど、なんで熊のナックルを装着すると敵の攻撃(超電磁波)を防げるのか。てかゾウの盾で防げばいいじゃん。なんかあの盾万能くさいし。
 敵のメイン攻撃は「超電磁波」とかいうやつだが、「ちょ〜〜ぉぅ電磁波!」とか叫ぶと、画面はブレたスローな画像、一転すると主人公たちが頭を押さえ苦しむ、という極めて安易な技。というか予算のかからない技。いいのかそんなことで。

 野尻抱介『ピニェルの振り子』読了。うーん、まぁ面白かったけど、それ以上ではなかった、という気分。設定だけ聴いて過度の期待を持ったのが原因かな? とりあえず佳作です。

 リンクに関するアンケート。票数が多いと、面白いことになると思うので、なんらかのサイトの管理を行っている/行っていた人はすべからく答えてみましょう。

4月17日 瀬名秀明は短編の方が面白くないか?
 瀬名秀明『Brain Valley』読了。うーんなんて言うべきなんだろうか。個人的にはそんなに好きな作家ではないなあ瀬名秀明。でも、短編の「Gene」とか「ハル」とかは個人的には相当好きだ。
 この人、実は短編作家なのかもなあ、などと思った。
 さて、瀬名アンケートに答えようか、と思ったがしかし、なんかそう簡単には答えられない質問ばっかしですねえ。こりゃ大変だなぁ……。

4月16日 矢上携帯電話事情、ドコモ編
 矢上の電波事情はよろしくない。
 研究棟なんぞにいると、携帯電話の通話が面白いくらい切れる。建物がよっぽど静電遮蔽しているのか、開けたところへ行けば通話は可能なレベルにまでなる。けれども矢上というのはせせこましいところで建物がドミノみたいに並んでいるので、開けたところというのは、あんまりない。
 今日も今日とて研究室でのんべんだらりとレジュメを作ったり論文読んだりしていると、携帯電話に通話が。しかし話がつながらない。相手が誰かもわからない。とりあえずなんとなくですます調で会話してみる。
 話がなんともつながらないので、とりあえず相手に断わって通話を切り、走って開けたところまで行って通話再開。さぁて何の話かと思いきや、
「熊本城攻防戦でさー、スカウトだとバグるんだけど」
 通話は切れなかったが、別の何かが切れた気がした。
 てかそんなこと僕に言ってどうするつもりだ、とか思ったりしたが、まあそこは抑え、普通に応対して切る。
 で、ここからが本題となるのだけれど、
 今日僕にガンパレの熊本城攻防戦の件で電話したのって、誰だったんですか? 番号しかわからず、名乗りが聴けなかったのでサッパリでした。
 ま、ホントはだいたいわかってるんですけどね。

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