Simon Peyton Jones が新しい「なぜ関数プログラミングは重要か?」の証拠を求めている

This entry was posted by on Friday, 25 January, 2008

http://groups.google.com/group/fa.haskell/browse_thread/thread/40221a24b1f31422#9e5cd81e0bfa89d0

あー groups の方にはいっぱいリプライがついてるなぁ。リプライまでは見てません。

Simon Peyton Jones といえば MS Research の研究者にして Haskell 界の大物ですが、彼が上のような投稿をしています。訳すとこんな感じ?

>

これから数ヶ月にわたり、わたしは「非」関数プログラマのグループに、なぜ関数プログラミングが面白く、また重要であるかという講演を2つ3つやることになります。言ってみれば、 John Hughes の有名な論文「Why functional programming matters(邦訳:なぜ関数プログラミングは重要か)」と同じ一般的な目的です。 >

聴衆: 技術管理職もいれば本職のプログラマもいます。しかしわたしの推定では関数プログラミングについてあらかじめ知っている人は基本的に皆無です。 >

今やわたしは関数プログラミングの栄光についてはいくらでもぶちあげることができますが、わたしは目撃者としては偏っています。わたしはあまりにも長い期間、関連することをやってきました。ですからこのメッセージは皆さんの助けを求めるものです。特に、「おおっ、この関数型の機能ってとっても凄い/便利/強力/などなどだなあ」と最近思ったことが思い出されるような方の助けが必要です。 >

わたしはもちろん何らかの一般的なことについてもしゃべります。たとえば純粋さと作用、モジュラリティ、型、テスト、推論、並列などなど。でもわたしは一般的な言葉の無駄口が嫌いです。ですからわたしは具体的な証拠が欲しい。それこそわたしが特に皆さんに助けを求めたいことです。わたしは2種類の「証拠」を考えています。 >

1. 実際のコードの小さな例。目的は (a) 聴衆が知ってると予想されることではなく関数プログラミングが何なのかということの根本的なアイディアを伝えること、(b) なぜそれが良いかという考えを伝えること。わたしの大好きな例は quicksort で、その理由は次のところに書いてあります。http://haskell.org/haskellwiki/Introduction#What.27s_good_about_functional_programming.3F >

ですが、皆さんもそれぞれ個人的に好きなものをひとつふたつは持っているはずです。それをわたしに送ってくれませんか? コードには1段落か2段落ほどで、なぜそれがあなたを行き着けるのかも説明してください。この目的のためのコード量は10行強くらいを上限とします。 >

2. 現実生活の体験記。つまり「Xという会社では2004年にアプリケーションをHaskell/Camlに書き直し、結果はYだった」といったものです。繰り返しですが、わたしの目的では長すぎるストーリーは話せません。ですが皆さんのメッセージは実際にプレゼンテーションで話されるよりも少し詳細にしてください。より具体的、より特定的だとなお結構です。たとえば、関数型言語の具体的に何があなたを勝利に導いたのか? >

どちらのタイプの証拠にせよ、もしあなたがわたしに返信していただいたら、わたしはそれを(わたしの講演で使えるとわたしが思うかどうかはともかく)ひとつにまとめ、どこかの Wiki ページに書こうと思います。どちらのケースでも、ブログエントリーへのリンクがあると良いですね。 >

ここでのことの大部分は Haskell 的というよりは関数プログラミングに関わることですが、わたしはまず Haskell のメーリングリストに相談することにしました。というのは、わたしは皆さんだけでわたしに充分な量の情報を与えてくれると考えていること、また少なくとも1つの講演は Haskell 限定だということです。しかしながら、 F# や Caml のほうが皆さんにとって簡単であれば、そちらで返信していただいても構いません。

返信はもちろん英語でね。

Comments are closed.