Archive for April, 2007

グレンラガン4話の話

Posted by on Friday, 27 April, 2007

http://www.gainax.co.jp/company/akai.html

個人的には、こないだのグレンラガンは、べつにそんなにヒドイものだとは思ってない。べつにこういう回もあるでしょ。そんなにクオリティが低いとも、思わないな。

ま、確かにべつに褒めるような回じゃないでしょう。でもこんなのに憤慨しているようなヤツがTVアニメなんか見ていけるんだろうかと心配になるくらいですよ。いや見ていけなくてもいいんだけども。

キスダムならともかくさあ(あそこまで行くと哀れみを誘うから、かえって炎上しないのだろうか)。

でもまあ、それと別にmixiとか公式ブログとかで炎上するというのは、現象としてはわかる。そしてまあ、煽りっぽい文章を書いたのは確かにまずかったろうと思う。謝罪をすることそのものは、そんなにおかしなことだとは思わない。

しかしなー。

いいじゃん、愚痴っても。ツッコミどころのある日記を製作者が書いても。知らないけど、ガイナの中の人のmixi日記って「わかってねーなー、あれはアーティスティックな云々」みたいな内容だったんでしょ。

そんな程度の発言、いちいち怒るほどのことかなあ。どうせ、そういうのを「どこがですか。具体的に言ってください。この程度のレベルではアートではないと思います」とか真面目くさって論破しようとしてたんでしょ、知らないけど!

不毛だ。

でまあ、これで皆さんはあのクオリティのエピソードでも放映する制作会社にみんなでクレームをつけると偉い人の首が飛ぶということを実証したわけであり、慶賀の至りであります。皆さんの力をあわせたからこその素晴しい成果ですね。まずはおめでとうと言わせてもらいましょう。

これできっと、皆さん好みの素晴しいアニメが展開されていくことでしょうね。ね?

あー不毛。


渋谷ブックファーストが移転予定

Posted by on Wednesday, 25 April, 2007

だ、そうだ。噂はちょっと前に耳にしていたのだが、そんなわけないと思っていたのだけれど、新文化のニュースに載ってたので、そうなのだろう。

>

「入居中のビルの建替えにより」と理由を発表。

ということだそうで、残念至極。いちおう、旭屋があった地下の2フロアに移転なのと、新宿にもデカいのを作るらしいんだけど……。うーん、そういうことじゃないんだな。都内の繁華街だと、路線の関係でわたしには渋谷がいちばん手近で、渋谷の本屋はイコールでブックファーストだった。

関西の人には意外なのかもしれないけれど、渋谷のブックファーストは巨大な建物を5フロアつかっていて、しかもけっこう個性的な本屋だ。個人的に思い入れがあるのは2Fの文芸の棚で、これが使いやすく、かつ面白い棚揃えをしている。知り合いの誰かがミクシィ日記に書いていたけれど、この本屋にはわたしも「育てられた」感覚をもっている。そういう場がなくなっちゃうのは、これはすごく残念です。

もちろん、あるいは新宿に新しくできるっていうのがいい本屋になるのかもしれない。でもねえ、たった3駅なんだけど新宿まで行くのは億劫で、渋谷にいい本屋がないのはなあ……って思っちゃうんですよ。本屋がなくて困っているような土地にお住まいの人からすれば「ナニ言っとんじゃ」という感じなんだろうけれど。あと旭屋の2フロアがどれだけ頑張れるか、ですかな。

いや、まあ、そういうわけでもにゃもにゃしてます。別に、渋谷に行きたい本屋がなくなったら、 amazon に移行するだけなんだろうけどね。


Programming Erlang を買った

Posted by on Wednesday, 25 April, 2007

噂の Erlang本 ですが、いや、なんかメンドウだしそんなに急いで読むこたないから書籍として刊行されてから買えばいいや、って思ってたんですよね。

でもまあやっぱりビミョウに欲しくなったりしてどうしようかなーと思っていたのですが、 lingr で rui さんが後押ししてくれました(千尋の谷に突き落としたともいう)。amazon.co.jpにすでにあるんですが、これが7264円なのですよ(comなら$36.95なのに……)。これがね、出版社でベータブック(PDF)と書籍が刊行されたら本も送るよセットが $45.95 + 日本への送料 $21.95 = $67.90 なのですよ。

それって大差なくね?

というわけでわたしは心配するのをやめてベータブックを愛するようになったのでした。

ところで amazon.com で買えば価格 36.95 + 6.99 per shipment + 4.49 per item = $48.43 で、とにかく安く買うならこれ、という気がする。かわりにほかの人より1ヶ月くらい到着が遅いですが、どうせ書籍で読むことを考えたら、それくらいどってことないしねえ。

結語: amazon.co.jp ってなんでこんな価格なの?


Lisp vs. Python: Syntax

Posted by on Tuesday, 24 April, 2007

http://amitp.blogspot.com/2007/04/lisp-vs-python-syntax.html。ひとことでまとめると「Lispのシンタックスは書き易いが読み難い」「Pythonのシンタックスは書き難い(=書くことが多い)が読み易い」という対比。 programming reddit でも
炎上しているもよう。

さて、 reddit の方の議論は追っていないのだけれど、著者の主張はよくわかるのだった。わたしも Lisp を知ったばかりの純真な学部生のころ、

(let ((x v1) (y v2)) v3)

みたいな構文で「なんで (x v1) が関数呼出じゃないの?」というところに気持ち悪さを感じたものだ(しかし考えてみれば「(x v1) が関数で (y v2) が引数」であるようにはまったく見えないのだから不思議だよね)。こういうグルーピングはほかにもたとえば cond がある。 (cond ... (f x) ...) というのがあったとき、 f が条件で x はその帰結かもしれない。

……というところで、実はこれは矢印letと同じような話だとわかっていただけると思う。大元の shiro さんが書いたLisp:S式の理由にあるように「括弧の意味の多重化」の問題だ。

ということはつまり、たとえば矢印つきletマクロを導入すれば、

(let x <- v1 y <- v2 in v3)

と書けて、多重化の問題はひとまず解決するってことだ。どうでもいいけど、これは個人的にはあるとかなり嬉しい部類の構文かも(エディタの支援があれば、だけど)。

でもまあ、わたしが独りでそういう記法を導入すればいいっていう話じゃないんで(他人のコードを読むといった話も絡んでいるので)、こういうマクロを導入すれば万事解決、やっぱ Lisp はすげえや、っていう話じゃないわけです。

さて、どうなんですかね。読みやすさと書きやすさのバランスはどう取るべきかと。

それにしても Lisp の人はこのテの話題に乗せられやすすぎという気がします(俺もな)


SFセミナーの合宿企画を公開した

Posted by on Monday, 23 April, 2007

SFセミナーのページに、いちおう合宿企画のタイトルだけ掲載しました。遅まきながら。

紹介文も載せるべきかなあ。いつごろ、どこまで載せていいもんかとかよくわからねえんですよね。どういう匙加減にするか……プログラムブックを刷ってからにしようかなあ。あと、時間割はほぼ確定ですが未定の箇所もあるので掲載できません。

そういえば、チケットぴあで券を販売するということをやっているんですが、そうすることでこれまでにない方向に認知されたりしないかなあと思っていたんですが、あんまりそうはなってないみたいですね。ううーむ。

まあ、いいんですけれども。

追記: 合宿企画の紹介文を書くことにしたが、長くなったのでページを分割してこっちに書いた。興味があればどうぞ。

実はミスが発見されたりしているため、当日また違った風になる可能性があります。念のため。


アラビアのりとは何か

Posted by on Monday, 23 April, 2007

ふと疑問に思ったので調べてみた。

トンボ鉛筆によれば、

>

戦後になってから工業化された、合成樹脂であるポリビニールアルコールが使用されています。昭和50年に市場に出回る様になり、現在に至っています。 >

それ以前に液体のりは無かった訳ではなく、アラビアのりが使われていました。これは、アカシヤの樹液であるアラビアゴムを水に溶かした天然物接着剤です。アラビアのりは乾くのが早く、取扱もしやすいのですが、高価なために、現在では殆ど使われなくなりました。

ということだそうで、昔はアラビアゴムを使っていたので、液体のりのことを一般にアラビアのりと言うようになったということのようだ。なるほど、ではなぜアカシアの樹液のことをアラビアガムというのか? 原産地か何かか?

これについてはたとえば http://arabia.fc2web.com/ では、

>

ぺんてるの水彩絵の具には、紙などに色を定着させる成分としてアラビアガム(アラビアゴム)を使用しています。アラビアガムは、アフリカが原産地でアカシア科の植物から採取される天然樹脂。

アフリカかよ! ウィキペディアを見ても、

>

主産地はスーダン、チャド、ナイジェリア、セネガル、マリ、ケニアなど。

どう見てもアフリカです。本当にありがとうございました。

まあ、カボチャとかサツマイモとか、名前なんて伝来した地域や経由地によって決まってしまうこともあるわけで。

で、 mixi でツッコミいただいたのだがhttp://www.iscgums.com/gum.htmによれば、

>

Egyptian fleets shipped Gum Acacia as an article of commerce. Ancient inscriptions frequently refer to "KAMI", a form of Gum Acacia used as a pigment binder and adhesive in painting. It was eventually introduced to Europe through various Arabian ports acquiring the name "Gum Arabic" after its place of origin.

ということで、やはり経由地ということのようす。


牧×豊崎トークショー@池袋ジュンク

Posted by on Saturday, 21 April, 2007

昨日まで本調子じゃなかったので、本来は木曜の仕事を今日の18時までやっていた。それで開始直後くらいに着けるかなーという感じを目論んでいたところに東横線の列車不良に見事に巻き込まれて、20分くらい遅刻しました。

内容は、牧さんがいつもの調子で語っていて面白かったし、トヨザキ社長との相性もよかったように見えました。牧さんの物言いはすごく偏っているんだけれど、それを非常に魅力的に語るのがいい。それは、文学を、SFを、本当に愛しているからだろうし、楽しんでいるからだろうと思うんだよね。楽しむことと、その楽しんでいることをうまく表現できているということかな。

それにしても「脳内総当たりリーグ戦」というのは面白い。今日の話はむしろコレに尽きるんじゃないかというくらい。二次会では牧さんに「やらないの!?」みたいに言われたんですが、まあ言われてみれば本を読みながら自分内の脳内番付をあれこれいじっているようなことはやらんわけではないですが。

あと、たまさかトークショーの臨席が牧人さんだったんですが、ミステリ系の話題のたびにバカ受けしていたのが個人的には面白かった(笑)。牧さんもトヨザキ社長もわりと今日は手厳しい立場でしたからね。

しかし、ふと思い返すと牧眞司が壇上でしゃべるトークショーとかいった類いのことは、SF系のイベントではよく見かけるんですが、こういう一般向けというかSF系のイベントじゃないところではかなり珍しいのでは。

牧さんの話の面白さが、ようやくSF圏内だけじゃなくて他方面にも伝わったんじゃないかなあ、よいことだ、などと思ったひとときでした。


ラオウの葬儀について思うこと

Posted by on Saturday, 21 April, 2007

ところで、なんかどっかであったらしいラオウの葬儀っていうのはオレは無性に腹がたつ。

今朝方どこかで読んだ誰かのはてな日記にも書いてあったんだけど、「我が生涯に一片の悔いなし!」と言って死んだ男、無抵抗主義の老人を惨殺した男(これは記憶にないなあやっててもおかしくないけれど)、拳王を目指したあの男になぜ葬儀か、というのが疑問の一。弔うなら、ラオウなんかよりもまずトキが先だろう。

そもそもラオウの命日っていつなのかがよくわからんのが疑問の二。なんでいまごろ葬儀をやるの?

いや映画がどうこうとかしたり顔で言わなくていいですよ。オレが言いたいのはそういうつまんないことじゃなくて、理由をつけろっていうことですよ。北斗の拳というのは設定が未来なわけです。アトムの誕生日を祝ったように、作品内時間と現実が一致したならそれもいいでしょうけれども、西暦199X年から何年後なのかよく知らないんだけど2007年くらいなんですか? ケンとラオウの激闘は実は4月のころだったんですか? オレが知りたいのはそういうことなんですよ。

フィクションで「遊ぶ」っていうココロはオレはすごく好きなんだけれど、そういうことをキチッとした本気の遊びじゃないと意味ねーよ、ってオレは思いますね。


関係ないところで共感する

Posted by on Friday, 20 April, 2007

まつもとさんの XML の話はだいたい主張が強すぎて100%の同意はしづらいことが多いんだけど、 http://www.rubyist.net/~matz/20070416.html#p01 についてはおおむね同意。でもここで言いたいことはそうではなく、

>

JSONについては、外から受け取ったデータを安易にevalに渡してしまうようなケースの方が心配。

というのが、 JavaScript でプログラムを書いていて気になっているところです。っていうかつまりなんだ、いきなり eval するわけですよね。もしトンでもないことが書いてあったら任意のコードを実行できてしまうんじゃねえかと。

JavaScript 以外の言語の場合、 JSON ライブラリというのはふつうにパースして何らかの内部表現に変換するわけですから、奇妙なものが混じっていてもパースエラーにできるんですが。かといって JavaScript で JSON パーサを書く、っていうのも、なんというかいかにもアホくさくていいですなあ。

MochiKit のコードを見ると、 () で括って eval しているんですが、そういう方式が一般的なのかな。言語仕様上、複数の文が入れられないとか、そういうことを利用したハックなんですかね。

つまり、

some_evil_proc(); {"normal": "json"}

みたいなプログラムは取り除ける。でも、

{"some": evil_proc(), "normal": "json"}

みたいな ill-formed な JSON は省けないよねえ、とか思うんですけれども、実際がとこ、どういう感じなんでしょうね。

っていう話については JavaScript の専門家諸氏からは実質的な危険についての詳しいアドヴァイスがすぐにどこかで掲載されると思うんですけれども、うーん、まあ、気分的なものなのかな、っていうのは思うんですけれども、シリアライズされたデータを取り出すのに eval するしかないってのは私は感覚的にイヤなんですよね。でも JSON のメリットってそこだからねえ。


そういえば RubyKaigi のチケットは買えませんでした

Posted by on Friday, 20 April, 2007

発売日がさあ、 RHG 読書会の日だったんですよ。

でまあ行くとちゅうで買うべえ、とか思ってのんびりしてたわけです。ところが我が家から駅まで行く途中と、それから最寄り駅の周辺にローソンがない。一軒もない(むかしはちょっと外れのラインに一軒あったんだけど潰れちゃった)。大幅に遠回りするラインか、隣り駅まで行きゃいいんだけど、もう駅まで来ちゃったしいいかーということで RHG 読書会に行きましてね、そっちの駅のほうにローソンがあるのは覚えてましたから、そこで買おうと思ってて、実際に端末を操作したら売り切れでやんの。13時半過ぎ。

13時ころには買えてたらしいんで、やっぱり最寄り駅を出る前に買っておくべきだったらしいってことですよ。