>必要があって OSX で memcached をインストールしてみた。 MacPorts 経由で。ところがこれがメチャ重い。なぜだか知らないがアクセスすると数秒くらい待たされるため、遅すぎて話にならん。
>
>で、どうせテストしていただけだったので放置していたのだけど、また調べてみたところ、
>Fast memcached on OS X
> という記事を発見。setsockopt とか EVENT_NOKQUEUE とかいうあたりでなんとなく理解するが、なにせこっちは MacPorts だから、パッチを充てるのは面倒くさいんだよなぁ……。
>
>ところで、そもそも MacPorts には必要ならパッチを充てる方法があるはず。ではどうするか。まず作業ディレクトリの場所。これは dir というサブコマンドで出力されるから、
>
>% cd `port dir memcached`
>
>などとして cd できる。このディレクトリには Portfile という名前のファイルがあって、これが MacPorts のレシピになっている。
>
>で、ここにソースコードを展開してパッチを見ればいいわけだ。ふつうはinstall サブコマンドでだけで一発インストールしてしまうけど、大元のports と同様に、 MacPorts でも途中のステップで止めることができる。これらのサブコマンドは fetch、extract、patch、configure、build などの、知っている人には馴染深いもの。今回はパッチが適用されているのか知りたいので、まずは
>
>% sudo port extract memcached
>
>として、カレントディレクトリの下にソースコードが展開されているのを見る……のだが、実際には既にインストールされているパッケージの場合は、「もうインストールされている」ということで何もしてくれないようだ。これについては -f オプションで強制的に動作もさせられるらしい。そのあとで patch して見比べてみたりすればいい。
>
>さて、そうして extract と patch の差を見比べたのだが、当該の箇所が消えたり、 undef されている形跡はなかった。というか読んでる人からツッコミを入れられそうだが、先程に述べた Portfile のなかにパッチに関する記載がそもそもなかったわけで、まあパッチやらないだろうな、とは思ったんだけどね。ちなみにパッチがある場合、このディレクトリには Portfile のほかに files というディレクトリがあり、そこにパッチが収められているようだ(Portfile 側でも patchfiles という名前で指定する)。
>
>それでもいちおう念のため、 EVENT_NOKEQUEUE=1 をセットして memcached を起動してみるが、やっぱり遅いまま。というわけでパッチはあたっていない。
>
>仕方ないんで自分で入れるか、ということで memcached の本家から最新版をダウンロードして、ソースコードを見ると……その箇所がない。消えている。もしやと思って無改変で
>
>./configure --with-libevent=/opt/local && make && sudo make install
>
>すると、ふつうに軽快に動く。 1.2 系列で、この問題は解決されていたらしい。
>
>なーんだ。
>
>となると問題となるのは、 MacPorts 側に「バージョンアップせい」という要求を出すことなのだが、どうしたらよいのだろうか。改変の内容は簡単で、たぶん単に Portfile のバージョンとチェックサムを変えれば動くはずだ(やってみたら動いた。ただし、 post-configure で意味不明のことをしていたのでこれも外す必要があったけど)。
>
>この差分を送りつけるのは簡単なのだが、どこにどう供給したらよいのかがよくわからない。send-pr(1)もないしねぇ。 Bug Report にじかに送りつけるべきなのか? でもあのバグレポートは、ちゃんとバグレポートになってるくさいしなー。わからんですよ。
>
>昨日の棒山くずし、108点まで行ったよ。3ケタに突入して満足。レベル5が意外と奥深く、30本以上はずせることに操作ミスで気付いた。レベル3はたぶん現状が限界で、レベル4の下部構造とレベル2が研究課題。レベル1は、本質的には崩れているけどnext連打で脱出できるギリギリくらいの感じ。
>
>
>http://d.hatena.ne.jp/bonotake/20070105/1168010011
>
これは面白い。これもヒビルテより。
>
>ごりごりと三平方の定理から問いて満足していたが、さらにその先の mixi の方の談義を読んで恥じいるばかり。ほかの解法は検討すらしなかったなぁ。頭が固くなってる。円周角を使う方法はとても簡単だが、相似というのはどうやるのだろう?
>
>
>http://ishi.blog2.fc2.com/blog-entry-206.html
>
むむ、こまったことに面白い。現在のハイスコアは92。意外とひっこ抜けるもんだ。
>ヒビルテ
>より。
>
>基本的に三角形の構造が安定しているので、土台として必要な三角形を維持しつつ無駄なところを抜いていくわけだけど、どういう戦略で抜いていくと良いのかというのが悩ましい。まあ、だからゲームになるわけだけど。
>
>でも一番難しいステージは2じゃないかという気がする。
>
>
>http://slashdot.jp/articles/07/01/16/2113205.shtml
> 例の「世界のスパムの8割はこの10人」に、この4人は入っていたのだろうか。入ってなかった気がするが(あの記事に日本人の話はなかった気がするので)、そうすると少なく見積もっても1ヶ月あたり100億通以上のスパムが飛び交っているのだろうか……。
>
>しつこいか。
>
>ところで、わたしのところでも greylisting を(正確には
>Rgrey
> を)使ってスパムよけをしている。そうすると、メールが来るとサーバはいったん再送要求を出して受信を拒否し、再送されると受け付けるようにしている。たいていのメールサーバは、ちゃんとそういうことをしてくれるのでメールは届くが、スパム業者はそういうことをしないのでやらないという仕組み。おかげでスパムは劇的に減った。いまはベイジアンフィルタなどのコンテンツフィルタリングを使ってすらいない。
>
>この方法ってスパム業者の技術力が足りないために有効な手法だと思っていた。たとえば、バイト君が手元の Outlook をチクチクいじってウチのメールサーバに直送しようとして蹴られておしまい、とかそういうイメージ。
>
>ま、そういうのもあるんだろうけど、逆に技術力が高い場合にも、再送なんてヤッテラレナイということもあるんだろうな、とふと思った。そういうメンドくさいやつに送るよりはそれよりはもっといろんなところに送った方が上手いからね。こんだけの量を無差別に配送するんだとすると、そういうきちんとした処理はコストに見合わないのだろう。
>
>
>http://www.tez.com/blog/archives/000821.html
>を読んで、「
>アルファブロガーを探せ
>」をわたしも見てみたが、なるほど確かに今年の中間報告はなんだこりゃ感がただよっている。
>
>ただね。
>
>この結果をもって「日本にはアルファブロガーが出ていない」と結論づけるのは相当なオッチョコチョイだと言わざるをえない。
>
>単に FPN とかをいつも見ているような人間にとってマンネリ化が進行しつつある、という主張であれば、そうとも取れるかもしれない。いろんな優れたブロガーは日本にもいっぱいいる。単に blogosphere とやらの全体を見通すことのできる人間など、ただの一人もいないというだけのことだ。
>
>web日記(ブログ)には、書き手と読み手、それに読み手が共通する書き手の連帯を含めた、ゆるやかなコミュニティがある。そして、そのコミュニティにいると、そのコミュニティがすべてだと考えがちになるものだ。「新しいアルファブロガーがいないのはなぜか」という問掛けが発せられたとき、単に「自分の所属しているコミュニティが停滞しているから」という疑問に変わらないのは、危険である。「自分が見ている対象は blogosphere 全体である」ということがまず誤りなのかもしれず、ようするに「FPN影響圏はこんなもの」という疑いを持たないといけない。
>
>もちろん、特定のひとつのコミュニティだけに属しているものはそれほど多くはない。それから、ひとつのコミュニティが完全に閉鎖独立しているということはなくて、コミュニティ同士もゆるやかに連携している。それはそのとおりだが、しかし否定の根拠とはならない。
>
>たとえば、つながりをわかりやすくするために mixi を例にとって考えてみよう。 mixi の日記のうち、優れた文章を書いている日記書きを推薦しよう!という企画を、誰か一般ユーザが自分の日記で立てたと考えてほしい。専用のコミュニティを作ったとしてもよい。そこに優れた書き手は集まるか。おおかた、その人のマイミクと、そのマイミクと、さらにそのまたマイミクと……といった程度の人間しか集まらないだろう。 mixi 全体から、本当に優れた書き手が集まるということにはならない。
>
>それが「アルファブロガーを探せ」の実体だ。「マイミクシィ」という明示的なリンクが、暗黙なリンクに変わっただけだ。
>
>だいたいアルファブロガーとは何か。「多くの影響力のある読者に読まれているブロガー」か。本当にそうなのか。それじゃたとえば、読者数は多そうな、2chの面白いスレをコピペする系のブログは入らないのかい? 「入る」とあなたは答えるだろうか。しかし「面白いけどこの企画には合致しないなあ」と躊躇う人間も多いことは予想されるではないか。
>
>それが上に書いた「影響圏」だ。コミュニティが実際に閉じているかどうかというのと別に、こういう企画をやるときに投稿者の側で無意識な選別が働いてしまうことで、コミュニティの輪郭をより際立たせてしまうことは、十分にありうると私は考える。
>
>とはいっても、こういうお祭りに「そもそもそれは無理だよ」なんていうのは無粋だと言われればその通りと反省するしかない。でも、新しい人が見えないのは、単にあなたの村に入ってくる人がいなくなっただけ、という可能性をあらかじめ無視してしまうのは、うまい態度だとは言えないだろうね。
>
>まあオレはアルファどころかベータでもないすみっこのデルタブロガーですから、こんなところに書いても意味ないんですけど。
>
>いや大変なものを読んだ。これは傑作だな!
>
>舞台立てはこんなだ。8人の男女が、どことも知れない部屋にそれぞれ孤立して閉じこめられている。部屋にあるのはモニタとキーボードだけ。そこで8人はチャットを通じて議論をしていく。ここはどこなのか? いったい何が起こったのか?
>
>地の文が一切なく、チャットだけで物語は進む。やがて物語はギリシア神話のミノタウロスの物語と隣接をはじめる。様々な隠喩が登場し、議論に次ぐ議論。部屋から出るとそこは迷宮で、様々な暗喩にみちた出来事に出くわす。そしてタイトルとなった「恐怖の兜」の謎が持ち上がる。
>
>チャットの議論はさらに進む。そもそも相手は存在しているのだろうか? 存在するとは何か? 意識とは何か? 自由意思とは何なのだろうか? という(強引につなげると)イーガンにも繋がるようなテーマも浮き上がってくる。
>
>という説明をすると、なんだかややこしいわりに意味不明な文章だけが続いているつまんないものを想像する人が多いと思うけど、そんなことはなくて、文章はむしろすごく読みやすい。意味不明の文章は出てこない……なんてことはなくてさすがに出てくるけれど、それは意図的に登場人物が支離滅裂なことを主張していて、ほかから「意味不明だな」とか指摘されたりする。
>
>しょうもないコネタが何のフォローもなく出てくるのも特徴で、たとえばごく序盤の
>
>
>彼女はアニメのことを言っているのよ。無数の触手を持った悪魔が少女を陵辱するの。まるで強迫観念みたいに、日本のヴァーチャル・ポルノの一貫したテーマなのよ。
>
>
>このモチーフは、日本において第二次世界大戦の敗北によって生じたにもかかわらず、戦後ずっと意識下に抑圧されてきたフラストレーションを反映しているのだよ。こうしたアニメで犯される少女は、日本の民族精神を象徴している。一方、ペニスに似た無数の触手を放っている悪魔は、西洋型の現代企業精神を象徴しているのだ。それはもしかしたら、単に蛸なのでは?蛸だって? 独創的だね。私はそんなことは考えてもみなかった。
>
>
>
>にはさすがに噴いた。ちなみにこの会話はその後の展開とぜんぜん関係ありません。なんでそんな詳しいんだペレーヴィン。『うろつき童子』でも見たのか。
>
>さてまあ、こういう会話が延々と続き謎の本質がいっそう遠ざかろうとしつつあるうちに、ついに結末が訪れるわけだが、このオチの「いったいなんだったんだ」感がまた、実にすばらしい。本質的にはちっとも高尚なものではなく、まったくもって実にくだらない。だがそれがいい。いや、本当にそんなくだらないだろうか?
>
>いや傑作でしたわい。ペレーヴィンというのはロシアの作家で、国内では超マイナーですが、ロシアでは刊行されるやいなや売れに売れてどの本も大ヒットというとんでもない作家らしい。らしいのだが、しかし、こんな本が飛ぶように売れるというロシアはどんな国だろうかというのはちょっと恐ろしくなるよ。いや、めちゃくちゃ面白いんですけど……すごく、ヘン!
>
>あ、それから、上でも書いたけど、訳がすごく良いです。非常に平明ですごくわかりやすい日本語になっていて、ひっかかりもなくするりと読めてしまう。あとまあチャットなため、ページの下半分が真っ白なのも、さっくり読めちゃう。ロシア文学というと重厚でねちっこい描写を連想する人が多い気がしますが、本書はわりとさらっとしています。
>
>なお、ペレーヴィンはの邦訳ほかに『眠れ』と『虫の生活』があるみたい。こっちは未読なんですが、2005年のSFセミナー「異色作家を語る」企画でもけっこうプッシュされていた気がするし、同年の京フェス「SFファンのための世界文学入門」企画でも強く推されていたのを思い出した。読んでみたくなりました。
>
>
>
>『子供学級』というハイテンションギャグまんがを描いてた桜井のりおの最新作。今のチャンピオンのなかでは一番好きかも。……あ、いや、サナギさんの方が、好きかな。
>
>まあともかく。
>
>『子供学級』は小学校を舞台にしたハイテンションなドタバタなギャグまんがで、浦安鉄筋家族と無敵看板娘を足して2で割ったようなイメージ。そんな嫌いじゃないんだけど、それほど食指が伸びなかった。2で割るというか、それらの作品っぽいんだけど強烈なところがちょっと薄味になってるような印象を持ってた。
>
>んでこの『みつどもえ』はどうかというと、なんか違う方向に開花した気がするけどともかく開花したな、という印象。やっぱり小学校が舞台で、「ぜんぜん似てない」三つ子三姉妹が主人公(いや主人公は先生なのかな……どうでもいいか)。「ちょっとおませなサドガール」みつば、「ちょっとHなマッスルガール」ふたば、「ちょっと不思議な暗ガール」ひとはの三人の、ドタバタギャグ。あれ?やってることは子供学級と大差ないのかなぁ……。
>
>まあともかく。
>
>ちょっと違うのは、微妙にエロいようなそうでもないようなアホなネタをやってるところかな。その辺は『椿ナイトクラブ』とかと同系統なのかもしれない。ただ、常人にはさっぱり理解不能な滅茶苦茶さがある意味で愉快な『椿ナイトクラブ』とは毛色が違っている。クラスで飼ってるハムスターになぜか「チクビ」という名前をつけて、最終的に「ふざけんな独り占めかよ!」「もっとチクビ触りてぇよ」「チクビ見てたい!」みたいな台詞でクラスが沸きあがるとか、書いてて自分でも頭が痛くなってきたけどそういうしょーもないギャグ。
>
>まあともかく、けっこう面白いよ。
>
>
>
>
>http://news.livedoor.com/article/detail/2973032/
>
うーむこれはひどいとしかいいようがない。
>
>
>アキバ系、ちょい悪オヤジ、3低男……。2006年に注目を浴びたのは、ちょっぴり変り種の男性たちだった。おもしろいのはわかるけれど、実際に自分の恋人にしたいかと問われると、う〜んと首をかしげてしまう人も少なくないのでは?
>
>
>やー、そんなこと言いだしたら学者とかエンジニアも似たようなもんでしょ。
>
>……とかいうツッコミを入れるような記事でもないか……
>
>RHGがあったのと、よく出席している読書会もあったのだけど、どっちもパスした。後者は課題書を読めなかったからだけど。ガリヴァーつまんねーとか思ってたけど、リリパットとブロブディンナグではなくむしろラピュタ以降が面白かったらしい。先に言ってよ!
>
>えーとそうじゃなかったなんだっけ。はい。そういうわけでそっちの予定はパスして
>SFファン交流会
>に言って横からあれこれしゃべってました。ちなみに来月はゲストのひとりらしいよ、俺。
>