AAと漫符
>こないだ、とある人のmixi日記にツッコミを入れてるときにうっかり書いたのだが、(笑)とか(T_T)とかorzとかって、ようは漫符みたいなものなのではないだろーか。
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>漫符というのは、たしか夏目房之介が発明した概念で(これは違うかも)、一言で言うと、元は実際の描写であったものが定型的な漫画表現を経て一種の記号と化したものだと僕は理解している。たとえば、焦るときに顔に冷や汗が出るという描写がある。当初は実際に冷や汗が出ているつもりだったのかもしれないが、やがて汗=焦りという記号となる。本当に冷や汗をかいているわけではないが、焦っていることを表現するために汗が描写されたり、たとえばコマ中に汗が飛んでいたり、吹き出しが汗をかいていたりする、という記号的な使われ方をする。これが漫符だ。
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>AA、アスキーアート、フェイスマーク、顔文字、ついでに(笑)なんかの表記も、実はこの漫符とかなり近い使われ方をしているし、意味を持っているんじゃないだろーか、ということに、自分で口走ってから気付いたわけ。
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>お、ひょっとしてこれは画期的な概念だったかな、と思って調べてみたが、たとえば
>ここ
>で半年以上前に言われていた。まぁ、明文化はしていないだけで誰でも気付くことではある。残念。
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>それはそれとして、湾岸ミッドナイトの台詞の中に(笑)とかが入っているのを初めて見たときは心の底からびっくりしたものだ。あれも、文章的な意味での漫符が、漫画の中で出てきたことへの違和感だったのか、と今にしてみれば思う。
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