五十嵐大介『魔女』第2集
>魔術的な物語その2。表紙の印象が1巻と似すぎ。買うとき「あれ?」と一瞬躊躇したくらい。
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>この巻はぜんぶで3つの作品で構成されているけれど、実際は100ページの短篇×2+掌篇×1という構成。
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>1つめの「PETRA GENITALIX」は、かなり正統的な魔女の物語。それでいてSFとしても読める。幻惑的で、面白い。これが普通の漫画家、普通の少年漫画だとすると、きっと単行本にして7冊くらいのバイオレンスなマンガになっていたのではないかと推測するが、これが100ページで見事に幻想的な魔女の物語として構成されるのが五十嵐大介。滅法面白い。
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>2つめの「うたぬすびと」はうってかわって、少女の逃避の物語。ちょっと寓話っぽいオチになっている点は興が削がれるところがあるけれど、それでもなおこの結末はすばらしい。あと五十嵐独特の擬音の使い方。
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>でもなんだかんだ言っても、個人的に一番「好き」なのは3つめの掌篇「ビーチ」かも。このババアは萌えですよ! でもこれなら『はなしっぱなし』に収録されててもおかしくないかも。
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>ま、なんつーか、買って読めと言いたいですな。
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