某所で鈴木力さんが書いてた「これはつまり究極超人あ〜るなのだ」という意見に同意だ。
まったくぐだぐだな具合の大学SF研、意味もなく本棚にある(けど誰も読んでいない)S-Fマガジン、写真部と部室の共有。
「SF、研究してる?」
「してるわけないじゃないですか(笑)」
といった秀逸な台詞の数々。いや実にワカッテル。
タイムマシンSFとしては、綺麗にピースに嵌っていく感覚が楽しいのだけども、構成はむしろ非常にシンプルで、「よくできてます」という以上の好評は出しづらい。
他にも、いくらなんでも登場人物が馬鹿すぎるとか、パラドックス発生時の問題の説明が弱すぎるとか、難点がないかというとそういうこともない。
けれどもやっぱり、このSF研描写ですよ。部室は広すぎるし、写真部を追いやるなんてそんな権力考えられないし、いくらなんでもオセロはやらないだろうと思うけど、でもやっぱりこのSF研描写のぐだぐだ具合が秀逸すぎる。それと、未来のSF研がまったく進歩がないところとか、服装その他含めてまったく進歩していないので未来人がぜんぜん未来人に見えないので最初は誰も気付かないとか、そういう描写がすごく素晴しい。だからこの映画は田村クンが素晴しい映画だとも言えるかもしれない。
万人にはオススメしかねるけれども、SF研でないとしても、ああいう小数フマジメぐだぐだ文系サークルに属していたすべての人にオススメ……かもしれない。+2