val it: α → α = fun


「風牙」
一昨日の「ランドスケープと〜」と同じ第5回創元SF短編賞受賞作。選評によると揉めたすえに同時受賞ということになったみたい。
もめた経緯も選評に書いてあるとおりで、こちらはその通り、いわゆる「ふつうに面白い」。サイコダイバーが、その技術を商用化した会社の社長の意識に潜り込み……というあらすじから、社長の過去が語られる。
完成度は高いけど、ややこしそうなこともなく引っ掛かりもなく読めてしまったので、半年後には内容を覚えてない危険性がありそう。しいて言えば、この社長の事例の特異さに特にSF的な説明がない点が気になる。

比較すると、ふつうに読んで面白いのは「風牙」のほうだが、「創元SF短編賞」として的確なのは「ランドスケープと〜」のほうなのかなあ。と、ぼんやりと思った。

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2014-08-16T04:19:37.711Z permalink original post |

週末ヒマだったので、ずーっと『帯をギュッとね!』(全30巻)を読んでた。
久々に読み返すと面白い。

あと発見としては、序盤はわりと、いかにも80年代サンデーの軽いラブコメ+スポーツ路線だったのが、主人公たちが進級して2年生になった10巻ぐらいからわりと真面目な柔道路線に少しずつ軌道修正されていたこと。それでもやや微妙にラブコメをしつつも柔道描写ばっかりになっていくこの後半の路線で、河合克敏のテイストが確立された感がある。

あと、意外とライバルキャラが多く、宿命のライバルのはずの藤田の影が薄い。ていうかこんなやついたっけぐらいの気分。キャラ人気投票でも順位が低いのは作者の誤算だったんだろうなー。

帯ギュといえば、やはり世代的なものもあって、おれの中高生のころの柔道部にはまんが・アニメが好きな友達がけっこういたな、というのを思い出す。

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2014-08-11T07:10:48.643Z permalink original post | +11 1 replies

本題はさておき、見てみたらこれがflashなしHTMLのみってのは未来きたって気がした。アニメのサイトだし、一昔前なら完全にflashでしたよね。

<header>とか<figure>とか<time>とか見慣れない要素もバンバン使っている。ナビゲーションの字もwebfont。画像にaltがないのはよろしくないけれど、ほとんどの画像はなくても事足りるような構成に思える(ロゴなどには必要だとは思う)。画像や動画のロードは手元では特に感じないけど、プリロードするように変えたのか、アクセス集中のタイミングの問題か。

アクセシビリティの観点からすると、各要素にフォーカスが当たらないのは操作性の観点で問題があるが、あたっても肝心のコンテンツは動画や画像なのでまあ仕方ないかも。ただ、ここまでやっておいてスタッフリストが画像なのはなんでだよ!という気も。都合のいい日本語webfontがなかったからだろうけれど……。

ナビゲーションの挙動とかソートとかが意味不明なのはまあその通りで、HTML5ならflashいらないってのはこういうことじゃねえよ、という感じはあるわけですが。

アルドノア・ゼロのウェブページがヤバい - 職質アンチパターン
http://www.aldnoahzero.com/ とにかく見て実際に試して欲しい.一発でこのUIを使いこなせたなら貴方は凄い,この記事読まなくても良いと思います. さてUIに係る問題点で感じたことは以下.まあもっとあるとは思う. JSについてはJS諸賢にお任せします. 問題点 そもそもメインコンテンツへの入り口が「LOGIN」なのヤバい. こんなかんじ.ハイコンテキスト!!! LOGINでメインコンテンツに入れると思うのおかしい感じがする.会員制ページと勘違いしてしまう. 「LOGIN」しか提示されてないと,その時点でログインしたくないおじさんとかログイン面倒くさいおじさんとかが去ってし…
2014-07-12T22:02:48.413Z permalink original post | +1

https://code.google.com/p/go/source/detail?r=f6182e5abf5eb0c762dddbb18f8854b7e350eaeb
Whoa.
+Tetsuo Kiso found that the initial revision of source history of golang is actually "Hello World" in B .  In 1972. By Brian Kernighan. 
Then replaced by C (in 1974), and converted to ANSI-C (in 1988)... then actual Go spec revision has started (in 2008).

This is a funny easteregg, and also this reminds me of Rob's keynote speech of Gophercon 2014 (GopherCon 2014 Opening Keynote by Rob Pike), where he explored a brief history of Hello world.  I wondered why he talked about that, because that is interesting but nothing related to golang, but he actually explained the initial revisions of golang!

go
The Go Programming Language
2014-06-22T06:00:24.839Z permalink original post | +9 1 replies

Unicodeを使った短縮URL。
アイデアはneatだと思いますし、見た目の短さと、内部的な表現の短さはまた別の話なので、これでも良いんですが……(たとえばtwitterでの140文字、というのはものすごくざっくり言うと概ね文字数なので、これでかなり短縮できる)

ちょっと封筒の裏の計算をしてみますか。
- 単純な英字+数字で36種類。61229の2乗と同じバリエーションにするには6文字だとちょっと足りないぐらい
- 大文字小文字と数字で62種類。適当な記号2種類で64種類にすると、5文字ちょっとぐらい

tinyurlだと今どれぐらいだろう、適当な文字数で7文字ぐらいになった。tinyurlは英字と数字しか使ってないっぽいから、そんなもんでなんとかなるかな。

さてその場合、もちろん英数字で6-7文字というのはごちゃごちゃしていて見づらいのですが、いっけん2文字に見えても内部表現はいろいろなわけです。両方漢字の場合、UTF-8ならば1文字あたり3バイトなので、英数字6文字と実は大差ないですね。
ただ逆に言えば、大差ないのであればこれで現実的な規模でもなんとかできるということなので、悪くないのかもしれません。
もちろんURLの場合、さらに%エンコードされがちなので、そうなってしまうと長くなってしまう問題もあるんですが、まあそれは仕方ないということでしょうか。

あとシステムによっては表示できないフォントがいっぱいある問題とか、BiDiがまざると不思議な力で死ぬことになりそうだなとか、絵文字はUTF-16だと泣きを見ることもありそうだとか……そういう細かいところも気になるなー。

9m - Unicode文字を使った短縮URL
9m - Unicode文字を使った短縮URLの使い方、日本語情報はMOONGIFTでチェック。Twitter、Facebook、Google、Amazon…最近では数多くのサービスが独自の短縮URLサービスを提供しています。また、オープンソース実装の短縮URLサービスも数多いので自分たちのサービスに短縮URLを組み込むのも難しくありません。そんな短縮URLサービスと言えば基本は英数字4〜5桁程度の組み合わせなの...。MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを毎日紹介
2014-06-07T05:02:54.003Z permalink original post | +3 2 replies

『ベントラーベントラー』の野村亮馬の新作が出てたんですね。
前作もわりとマイナーだったと思われ、どうせ買うのはSFマニアぐらいだろうし、マニアには周知の事実かもしれませんが、全然気づいていなかった。

前作がオフビートなSFコメディが主体だったのでそういう人なのかと思ってたら、今回はかなり激しいSFアクション。いっけんサイバーパンクと思われるけれどもじつはけっこう遠い未来、変貌した世界でアクションまたアクションといった風。
絵がちょっと荒い気がするけど、基本的にはよさげ。

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2014-06-05T05:52:33.557Z permalink original post |

SwiftはなんでObjCよりもパフォーマンスが出るんだろうか。
っていう説明って誰かしてくれているのかなぁ。

他人のところにもコメントしたけど、直感的にこれかなと思えるのは3つ。
1. オブジェクトのアロケーション
ObjCではすべてのオブジェクトはヒープにアロケートしないといけない。いろいろ面倒も大きいしコストもかかる。ARCで回収するのもややこしい。Swiftでは単純なstructはスタックにもアロケートできそうだし、値オブジェクトなのでメモリ効率的だったりするかも?
ただObjCでも単純な構造ならCのstructを使っていたような気もする。そうなると実質的にはいっしょ。

2. 文字列と配列のあつかい
NSStringやNSArrayのようなオブジェクトと違って、SwiftのStringとarrayはいろいろ特別扱いがされている。MutableStringはなくなって文字列自体は値オブジェクトになり、コピーされることになった。ただコンパイラの最適化によりコピーの回数が制限され、実質的には上書きをするパターンにもコンパイルできるようだ。この辺は新言語の強みなのでは?という気がする。
arrayのコピーにはなにやら複雑なルールがあって、ちょっとこれなんとかならなかったのか?という疑念が出てくるんですが(要素の更新はvalでも可能、変数の代入は参照のコピーのみで要素の更新は全てに影響を及ぼすが、個数が変わったときだけ自分自身を複製する)、この複雑なルールがうまいことパフォーマンスの向上に寄与するのかな?と。

3. メタプログラミングの欠如とメソッド探索の高速化?
ObjCにあったメタプログラミング系のはなしが言語仕様からはなくなってる。具体的には@selectorとか。まあ標準クラスライブラリに入っているのかもしれないけど。
私の古い記憶によるとObjCのメモリ構造は比較的単純でメソッド呼び出しにはメソッド探索が必要になる。もちろん現代的にはキャッシュして高速化ぐらいはしているだろうけれど、もしこの辺のメタプログラミングの機能がなければC++みたいにvtableを経由するぐらいの単純な参照になるとメソッド呼び出しが大幅に速くなる。かもしれない。しらんけど。

で、実際のところどうなんでしょ?
2014-06-03T05:30:33.099Z permalink original post | +4 1 reshares 1 replies

イブニング、今年に入ってから毎号電子書籍でも出るようになってたんですね。きちんと毎号、定期的に出ているというのは素晴らしいな。ジャンプとか、たまに電子化したりしているんですが、漫画雑誌はほぼ連載なので、きちんと毎号出すということのほうが大事かなと思いました。まぁ週刊誌はスケジュールが大変そうですけれども……。

雑誌を電子書籍化すると読み飛ばせないのでやっぱり紙よりは劣る感はいなめないのですが、ただ、目次をきちんと打っておけばリーダーの側で対応されているとそれなりに動くので、そのへんをやってくれると嬉しいかなぁという気もします。

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2014-06-01T04:52:34.791Z permalink original post | +1 2 replies

むかし、『宇宙船サジタリウス』っていうアニメがあって。
調べてみたら86年の作品なので僕は当時小学生だったわけですが、原作はイタリアの絵本という変わり種で(ただし設定などのみでストーリーも含めて制作は日本)、登場人物のひとりの好物がラザニアだったんですよね。
だがその当時、ラザニアなる食い物のことを知っていたり食べたことのある児童というのはものすごい少数派だったのではないか。いわゆるイタ飯ブームというのが来るのはもっと後ですからね。僕も当時は「どんな食べ物なんだろうなあ」と想像をしながら見ていたし、実際にラザニアを食べたのはそれから10年ぐらい経っているのではないかな。はじめてくったときは「これが例のアレか」って思ったものです。ま、つまり、ラザニアがどんな料理かわからなくても、アニメを見る分にはさしつかえないんですよね。

Safewayに売っていたどら焼きを頬張りながら、アメリカ版のドラえもんは好物もピザに改変されているというのってどんなもんなんだろうなあ、といったことから、そんなことを思い出したりしました。

なお、サジタリウスのOPは作詞:阿久悠、歌唱が影山ヒロノブという名曲。やっぱこの歌詞は良いものです。
スターダストボーイズ - 宇宙船サジタリウス Opening Theme
2014-05-27T08:05:43.269Z permalink original post | +18 1 reshares 1 replies

機内で観た映画
『LIFE!』
妄想癖があるほかはごく平凡な冴えない男、LIFE誌の写真ネガを管理している主人公が本当に冒険に巻き込まれていく作品。美麗な映像の冒険がすばらしい。劇場で見ておきたかったかも。
原作は平凡な男が妄想するだけの話っぽいですねw 文学としてはそのほうがいいけど、映画としてはこれもまたよしかな。
それにしてもeHarmonyすごすぎw

どうでもいいことだが、主人公の部下の人(Adrian Martinez)は西田敏行に似過ぎではないかと思った。

日本語吹き替えで観はじめたらなぜか主人公が関西弁でしゃべっていてげんなりしたので(ナインティナインの岡村が配役だからでしょうか)、英語で見ました。

『きっと、うまくいく』
インドのコメディ映画。大学の三馬鹿のうちのふたりと彼らを敵視していた秀才君が10年後に再開し、消息を絶っていた残り一人(馬鹿ばっかりやっていたけど彼だけ成績優秀だった)ランチョーに会うために旅に出かけるというもの。
これも評判よかったけど面白かったです。大学での馬鹿騒ぎやちょっといい話なんかを織り交ぜながら、ランチョーの秘密が次第に明らかになっていく。明るいハッピーエンドなのも良いですね。
インド映画にしてはあんまし踊らないなーと思ってたら、機内版ということで大幅カットされていたのかな。むう。

ところで、ヒンディーと英語が入り交じる会話がものすげーなという気分なんですが、インド人てこんな感じでしゃべってるんでしょうか?
2014-05-25T19:30:45.397Z permalink original post | +4 1 replies